京つう

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2007年07月25日

夏の桂離宮 その一

先週東京から来られた方のお供で桂離宮へ行きました。
夕刻に近い時間、幸いお天気もよく、


まず入ると土橋を渡ります。そして離宮の正門、御幸門へ、。そこで案内の方から桂離宮の概要をお話くださいました。

外待合になる手水鉢と灯篭、枡が二重になった形。足元には切石と自然石とを巧みにあしらった石畳。腰掛から眺める姿は南国を思わせる蘇鉄の木。



そこからさらに進むと、海を思わせる景色が目の前に広がります。州浜の先の灯篭は、「岬の灯台」だそうです。

最初のお茶室「松琴亭」のふすま。大胆な青と白の市松。青は藍で和紙を染めてあるそうです。

ここからの眺めは目の前が開け、遠く愛宕さんまで見え、足元に目をやると海を思わせるf風景が・・・。水と緑の取り合わせの妙が感じられます。


お茶室に続く部屋の縁には炉がしつらえられていて、水屋として使うだけではなく、こちらでもお茶を楽しんだりされたそうです。
  


Posted by 山名騒然  at 23:22Comments(2)

2007年07月25日

祇園祭もあとわずか

7月1日から始まった祇園祭も17日の「先の祭り」24日の「あとの祭り」が済み、月末の夏越の払い、茅の輪くぐりで終わります。

今年は比較的涼しい祇園祭でした。
宵山に出かけた時の写真です。
北観音山、お囃子の最中でしたので、山の中までは入れませんでしたが、細部まで凝った豪華な造りが見事。



北観音山は、「あと祭り」の先頭を行く山で、数ある鉾や山の中でも格式のある山です。江戸時代、町内にあった三井家と松坂家、そして他の町内の人たちがお金を出し合って作られたそうです。



多くの鉾や山では粽を売ったり、手ぬぐいを売ったりしていますが、北観音山では一切そういった事をしません。ですからここの粽を手に入れるには、町内の方から頂くしかありません。これが本来の姿なのでしょうね。  


Posted by 山名騒然  at 12:08Comments(4)くらし