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Posted by 京つう運営事務局  at 

2008年11月08日

苔香居で結婚式 その一

11月2日。連休のど真ん中
お茶のお稽古を一緒にしている従兄弟が再婚する事になり。その披露の会を苔香居でしました。相手の女性もお茶をされていて、昨年の苔香居の虫干しの会にお手伝いに来てくださっていて、そのときに従兄弟と出会ったのが縁で結婚する事になったという事もあって、苔香居ですることになりました。

まず苔香居にある泰庵でお茶会。一週間前に苔香居の蔵からお道具を出し、先生からも拝借して、全体のバランスを考えながら道具組みをしました。そして、前日までにお掃除をすませ、当日は二人で交互に亭主と半東をつとめ。それが済んだら座敷で宴会です。

これは待合の床の間、掛け軸の前には宴席で行われる三々九度に使う杯。


今回の趣向の一つが花嫁の衣装です、我が家に従兄弟の母(私の叔母)が50年前に着た花嫁衣裳が大事に保管されています。その衣裳を着た叔母の写真が引越しのときに見つけました。その写真に写っている伯父は従兄弟にそっくりです。で、今回の事が決まった時から花嫁さんに来てもらえたらと思っていましたが、お願いしたら気持ちよく来ていただけることになりました。当初は宴席だけと思っていたのですが、先生からお茶席でもと言っていただき、振袖でお点前していただきました。


主菓子は社中のお一人でもある中村軒さんのキントンで、おめでたい席にちなんで紅白。銘はお茶席で中村さんと従兄弟とで「ちぎり」と決まったそうです。中村軒さんは後の宴席でもし菓銘を聞かれたら「縁」としようと思っておられたそうですが、ちぎりも気に入っていただいたそうです。

お茶席が終わるといよいよ宴席です。


席が決まると、恒例の三々九度をすることに、バックグラウンドミュージックに神歌を謡わせていただきました。

その後宴席でも色々な趣向が・・  


Posted by 山名騒然  at 15:06Comments(2)