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Posted by 京つう運営事務局  at 

2009年07月12日

亡き伯父をしのんで

先週東京に住んでいる義理の伯父が亡くなりました。
上から4番目の伯母と結婚。


伯父も伯母も、後の三菱商事の前身に勤めていて職場で出会っての結婚でした。結婚後すぐに東京へ行ったそうですが、すぐに伯父は外地に赴任。しかし伯母はまだ結婚したばかりで、会社の規定で付いていく事が出来なかったそうで。再び京都へもどってきたそうです。

数年後インドのボンベイへ。このときは叔母も、そしてその間に生まれた長女も連れて家族で行ったそうです。いつも伯母からはボンベイでの生活の話を聞かされますが、マハラジャが建てた邸宅に住み、何人ものメイド、サーバントが居て、この時の暮らしが一番優雅で楽しかったそうです。

その後もオランダ、ニューヨーク、ソビエトなど海外赴任が続きます。インドでは長男も生まれ、その長男が中学一年の時に伯母と長男だけは日本に帰ってきました。帰国子女がまだめづらしい頃で、いろいろ苦労もあったでしょうが、めづらしがられていい事もあったそうです。

その後長女はアメリカで弁護士になり、長男も今はアメリカで暮しています。若い頃はきづいな伯母でしたが、久しぶりに会いましたが、時々は昔の片鱗(笑)が垣間見られる事もありますが、背中も曲がり年を取りました。

外地勤務が長かった伯父ですので、それほど頻繁に会ったわけではありませんが、それでも東京のマンションには何度か泊めていただいたこともあり、いつも何かと気を使ってくれていました。もう15年ぐらい前でしょうか、泊めて頂いた時の夕食に近くのお店に行った時に食べて「シマアジ」のお刺身はおいしかったです。

さて、子どもたちもいづれはアメリカに帰らないといけないので、伯母1人を残していくわけにも行かず、どうしたものか・・・・。

小さい頃から娘時代をすごした京都を懐かしむ気持ちもあり、その頃の記憶もしっかりしているので、京都の老人ホームにでも入居して過ごす方がいいのかも・・などとも考えて、資料を集めたりしています。  


Posted by 山名騒然  at 17:43Comments(0)思いのまま