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Posted by 京つう運営事務局  at 

2009年12月20日

謡講 31回目

今年もあと十日あまりになりましたね。
そんな年の瀬に昨日は謡講に行ってきました。

今年最後の謡講は杉本家で行われました。いつものように二部に行きましたが、今年一番の寒さで・・・そのせい(かどうかわかりませんが)か事前の申し込みが5名。でも始まる頃には私のように当日参加で10数名になっていました。

最初に「田村」のサシ・クセと「座敷小謡(五目謡・語)」と「隅田川」の語り、そして休憩の後「千寿」。

「座敷小謡」とは、江戸時代に盛んに宴席で歌われた謡物で、五目謡とはいろんな演目から寄せ集めにした謡物です。何曲が含まれているのか・・あるいはそれとわからないように上手に継いで行くのが面白いですが。江戸時代の人は謡をそらで謡えたのでこんなお遊びが出来たのでしょうね。

隅田川の語りはさすがに井上先生の謡で思わず涙があふれそうでした。

休憩の間すこし杉本家を見学。座敷の床の間には蓬莱の飾り物と高砂の掛け軸がしつらえてありました。奥様にお聞きしたら、知り合いの婚礼があったのでそれにちなんで飾られたそうです。

そんなお話も聞いた後に、いよいよ「千寿」が始まりました。丁度いま天野先生の本で「千寿」を読んでいたので、一層興味を持って聞かせていただきました。千寿の前と重衝の一夜が切々と謡われ、千寿が琴を、重衝が琵琶を奏で一夜を過ごし、明ければ都へと旅たつ姿が目の前にまざまざと見え、今自分が鎌倉の狩野介宗茂の屋敷に居るように思えました。

年の瀬のひと時、寒かったですが謡講に行けて本当によかったと思いました。
  


Posted by 山名騒然  at 21:54Comments(0)くらし