京つう

日記/くらし/一般  |上京区

新規登録ログインヘルプ



2011年01月20日

はじめての人形浄瑠璃

生駒から大阪の伯母のお宅にうかがってから、国立文楽劇場へ。

大阪をうろうろしているときに、よく前は通ったのですが、中にはいるのははじめて。

はじめての人形浄瑠璃舞台正面上には、卯の文字が書かれた凧と睨み鯛がお正月らしさを演出しています。

演目は、「寿式三番叟」「傾城反魂香」「染模様妹背門松」の三番。

「寿式三番叟」はお能の翁を題材にしたものですが、三番叟が二人で相舞をします。
前半はほとんど翁の写ですが、三番叟の鈴の段はなかなか迫力のある舞。拍子もお能でもなく、歌舞伎でもなく、独特のリズム感。ひょっとすると「なにわ」のリズムにつながるのかもしれませんね。

次の「傾城反魂香」(土佐将監閑居の段)では切場に人間国宝の住大夫。さすがに聞かせます。
ちなみに女房おとくは、これも人間国宝の吉田簑助が使われていました。

最後は「染模様妹背門松」(油店の段、蔵前の段)。こちらの切場は咲太夫。
言わずと知れた、お染久松の心中事件を題材にした浄瑠璃です。
お染の振袖は絞りの着物に、絞りの帯は定番。

時間が時間だったので眠たくなるかと思いますが、そんな事もなく楽しめました。

素浄瑠璃は何度か聞いたとことがあり、また聞いてみたいと思っていましたが、人形浄瑠璃ははじめてでしたが、かなかな面白いものですね。

そうそう、立派な訪問着をおめにしなった妙齢の女性の団体や、着物を来た男性もいて、平日にも関わらず、お正月らしい雰囲気を楽しませていただきました。

幕見もあるようなので、次回は4月です。また機会をみつけて行ってみたいです。


同じカテゴリー(くらし)の記事画像
MIHO MUSEUM
桜谷文庫
かわいい足袋
綺麗になりました。
手作り干し芋
火鉢の出番
同じカテゴリー(くらし)の記事
 MIHO MUSEUM (2012-11-22 13:58)
 桜谷文庫 (2012-09-15 16:59)
 かわいい足袋 (2012-09-11 17:10)
 松花の会 (2012-09-10 21:57)
 お茶席とお能 (2012-03-25 23:09)
 綺麗になりました。 (2012-01-18 09:48)

Posted by 山名騒然  at 22:31 │Comments(0)くらし

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。