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2008年09月07日

ロウソク能 「松花の会」

今日は井上裕久先生主催の「松花の会」で京都観世会館に出かけてきました。

今回は、近年複曲された「松浦佐用姫」をロウソク能の形式で演じられました。
出掛けに雨が振り出したのですが、幸いすぐに上りましたが、これで済んだのは雨男の先生にしては上出来。

最初に先生のご挨拶と番組の解説。そして息子さんの裕之真による「菊慈童」まだまだ荒削りですが、若々しいはつらすとして演技でした。

仕舞が2番のあと休憩、そしていよいよ狂言と能がロウソクの光の中で演じられました。最初は暗く感じますが、なれれば丁度いいぐらいの光です。見所が真っ暗なので舞台が一段と引き締まって見えます。

「松浦佐用姫」ははじめてみましたが。これまで廃曲だったのが不思議なぐらい良い曲でした。謡を覚えていないので、しっかり味わえたわけではありませんが、それでも山の上から愛する男性の為に振る白い切れ、そしてとうとう船が見えなくなってしまって、永遠の別れになってしまった悲しさが伝わってきました。

今次は謡講でこの曲を聴いてみたいです。


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Posted by 山名騒然  at 20:01 │Comments(0)くらし

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