京つう

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2011年05月19日

オリジナルの華緒

3月29日の「布」でご紹介させていただきました、手織りの紬を使って、オリジナルの華緒を作ってみました。

いい布に出会えたので、今回は4本作りました。早速一つお買い上げいただきました。

洋服も、お洒落は足元から・・といいますが、着物もいい草履は履いていても気持ちが良くていいですね。  


Posted by 山名騒然  at 14:34Comments(0)きもの

2010年12月03日

北野大茶会での家内の着物

北野大茶会で着た家内の着物です。

帯はたまたま手元にあった黒地のちりめんの生地に、知り合いの方に紅葉とパッチワークしてもらいました。

この時期にぴったりでしょう!

自画自賛させていただきました。
  


Posted by 山名騒然  at 09:19Comments(3)きもの

2010年10月07日

京友禅キモノ芸術展  第27回工芸染匠作品展覧会

日は西陣織元コレクションのツアーで、さまざまな織元を訪ねましたが、今度は染物のご案内です。

「染匠」あるいは「悉皆屋」などといいますが、染物の総合プロヂュースの役割を担うお仕事。
その代表的な集まりである「工芸染症」の年に一度の展覧会が開かれます。

世の中にはまがい物もたくさん出回っていますが、本物の染色作品が一同に見られます。

日時:10月22日から24日
場所:二条城  無料ですが、二条城の入場料がいります。

先日のツアーのようにもしご一緒に行きたい方がありましたら、ご希望の日を書いてメッセージを送ってください。   


Posted by 山名騒然  at 19:14Comments(0)きもの

2010年10月07日

きものパスポートのおすすめ特典

今年のきものパスポートを手に入れてきました。

着物を着ていくといろんなサービスや特典が受けられますが、昨年から始まったお得なサービスに、ハイアット リージェンシー 京都のレンストンでの割引があります。

グリルと東山で受けられるサービスですが、数ある割引の中で一番のお得です。
平日、休日、ランチでもディナーでも受けられるます。

今年のきものパスポートを手に入れてすぐに、今年も特典があるのか確認してみましたが、今年からはさらにパワーアップしていました。

ぜひ着物でおしゃれをして行きたいと思っています。

あまり広めると行きたい時に行けないので、ここでは書きませんが、詳しい内容はきものパスポートかHPをご覧下さいね。  


Posted by 山名騒然  at 13:18Comments(0)きもの

2010年10月05日

西陣織元ツアー

昨日から始まった西陣織元コレクション2010。
西陣の織元約80社あまりが、一同に作品を展示する催しです。一部には自社を公開しているところもあり、昨日はその中からいくつかを訪ねてきました。

午前中に一軒、お昼を挟んで午後から二軒。それらすべてが非常に個性的な作品を作られる方で、ご一緒した方みなさんが驚かれていました。

三軒の内に軒は立派な町家。とくに午後からお尋ねした所は、座敷の障子を開けると立派な庭があり、その奥に機場がありました。初めて入られていただくところばかりで、どんな風に迎えていただけるのか、ちょっとドキドキでしたが、みなさん快く迎えてくださってちょっと安心しました。素敵な男物の角帯も見つけたり、風通御召を発見したり、帯以外の商品にも見るべきものがいっぱいあり、発見、驚きの一日でした。

ゆっくり見ていると、どんどん時間がたってしまって、まだ訪ねたい織元もありましたが、それはまた来年の楽しみに取っておきたいと思います。

ちなみに今日は西陣織会館で一同に展示されている作品も見てきました。  


Posted by 山名騒然  at 17:23Comments(0)きもの

2010年09月30日

七五三の季節

そろそろ七五三の季節も近づいてきましたね。

我が家の七五三は去年でした。お陰さまで晴天に恵まれて晴れ着も晴れしてよかったです。
夏に作り直したHPに七五三の写真をUPしました。

三つ参りの写真も改めて見ると・・・若いですね。(笑)
よかったら見てください。
http://matuya.biz/  


Posted by 山名騒然  at 20:26Comments(0)きもの

2010年09月24日

若い上絵師

着物に紋を入れる事を「紋入れ」「入れ紋」「上絵」などといいます、
またその職人さんを「上絵師」といいます。

ご多分にもれず職人の高齢化が進んでいます。我が家でお願いしている方はそんな中でも比較て若い方ですが、最近お嬢さんが一緒に仕事を始められました。なかなか厳しい業界ですが、ぜひ若い女性の感性を生かして、新たな分野や構成的な仕事もしてほしいですね。  


Posted by 山名騒然  at 10:04Comments(0)きもの

2010年08月25日

染め替え

伯母の形見の紬の着物を仕立てかえることにしました。
せっかくなんで八掛の色を変えることに・・・・できてきましたが、いかがでしょうか。

  


Posted by 山名騒然  at 09:54Comments(2)きもの

2010年07月26日

東京で着物

土曜日にミッドタウンのサントリー美術館へ行ってきました。
日曜日が最終日なので混雑するかと思いましたが、案外すいていてゆっくり見れました。

能装束や狂言装束などなかなか面白かったですが、特に能面はすごかったです。ふだんなかなか見れない裏面が見えるように工夫された展示方法もよかったです。

それと、着物を着た男性を二人お見かけしました。お一人は濃い地、お一人は薄地でしたが、どちらも能登上布のような感じでした。

美術館のあと、芝生のガーデンにあるCANOVIANO CAFEでお食事をしました。こちら、一度お客様とランチに行ったのですが、見事に振らててしまったお店です。夜は比較的すいているようですね。

ここから芝生を眺めていたら、浴衣をきた女性が4,5人。全員犬を連れておられました。
コレ以外にも、浴衣の女性をあちこちで見かけました。ゆかたもいいものですね。

家内は着物でしたが、あいにく私は車でしたので着物と言うわけには行きませんでしたが、着物着たかったです。  


Posted by 山名騒然  at 18:08Comments(2)きもの

2010年04月02日

留学生と着物

今日は中国から来られている留学生に着物を着せて京都観光にご一緒しました。

上海から来られて方で、着物はもちろん初めて、なれない着物を着て、お昼は京料理をいただき、その後、八坂神社て展覧されている、三井家のお雛様を見学。

このお雛様は新町三井家から奉納された物で、5世大木平蔵の立派な御殿雛です。一抱えもありそうな、お内裏様。それに比べて可愛らしい、雛道具のかずかず。鏡台や針箱には小さな櫛やはさみに、帯締め、帯揚げ。長持にはかわいいお布団・・・その他きりが無いほどのお道具類がこれでもかと並べられていました。

その後、円山公園から石塀小路まで散策して帰りました。
慣れない着物姿でしたでしょうが、楽しく過ごしてくれたみたいです。  


Posted by 山名騒然  at 23:07Comments(0)きもの

2010年02月26日

梅花祭

昨日は北野天満宮の梅花祭でした。

今の家に引っ越して4年目に入りますが、梅花祭に行くのは初めてでした。お天気も良く・・というか暑いぐらいでしたが、普段の縁日とはまた違った華やかさがありました。

境内や梅林の梅も丁度見ごろでしたが、お目当ては上七軒のきれいどころが出られる、野点のお席。秀吉時代の北野大茶会はきっとこんな感じだったのでは・・と思わせるようななんともいえない風情のあるお席でした。

お茶室で頂くのもいいですが、こんなお茶席もいいものですね。

座ったお席があまり良くなくて、お手前が殆ど見えなかったのが残念でした。来年行く時はよく見えるお席をゲットしなくっちゃ。  


Posted by 山名騒然  at 13:08Comments(0)きもの

2009年10月22日

婚礼に向けて最終準備

いよいよ結婚式まであと二日。

家内の留袖もようやく仕立て屋から出来てきました。
私の母の嫁入りの留袖ですので、かれこれ60年近く前のものですので、仕立て屋もずいぶん苦労したみたいです。

それと、バックも新調しました。こちらは家にあった織物の生地を利用してバック屋さんで仕立ててもらいました。

形はありきたりの物ですが、白朱緑三色に若松の図柄になっています。

それぞれが履く草履も出しておきました。  


Posted by 山名騒然  at 14:38Comments(0)きもの

2009年10月18日

婚礼に向けて

今週の土曜日はいよいよ次男の結婚式です。

式、披露宴とも家族だけのこじんまりとしたものになりました。

先週からぼちぼち着る物の準備を始めています。

新郎の紋付は私の父の物。長男は私のお召しを着ます。私はもちろん紋付。衿を白に架け替え、足袋、草履、扇子も要ります。

長男のお嫁さんは、婚礼の時に作った訪問着、家内は私の母の留袖。

長男の子どもたちは昨年七五三で着た着物を再び着ます。そのために身上げをしなおしています。

以上全員着物で列席します。
私はもう一つ披露宴でお仕舞を舞おうかと・・これもこれから練習しないといけません。
土曜日までいそがしくなりそうです。  


Posted by 山名騒然  at 20:03Comments(2)きもの

2009年10月15日

東京国立近代美術館工芸館

またまた連休最終日にお出かけしてきました。

今回は東京で、仕事も兼ねてす。

で、13日に東京国立近代美術館工芸館で人間国宝の喜多川平朗氏の作品の鑑賞と解説に聞きに行きました。

旧近衛師団のレンガ作りの建物を利用しての美術館で趣きがありました。

喜多川氏は有職織物をされていた関係で、皇室関係の仕事もされていました。今回は、唐織打掛、金襴、繧繝御料、綾の4点。繧繝は天皇のお履物に使われるそうですが、お雛様のたたみの縁も繧繝が使われますね。また、金襴は「羅地錦金襴」と言うもので、地は「羅」でその上に錦で模様が織られていて非常に精巧なものでした。

その他染野さんのコレクションも展示されていて、すばらしい作品を休館日の特別公開でゆっくり見させていただきました。

いま東京では天皇陛下即位20周年を記念して、皇室ゆかりの美術品の展覧会が催されていますが、ぜひ機会があったら行ってみたいですね。  


Posted by 山名騒然  at 11:21Comments(0)きもの

2009年08月21日

洗い張り

家内が解いた留袖、洗い張りに出していましたが、今日出来てきました。

昭和20年前半の頃はまだ比翼仕立てになっていません。
今回は仕立て替えをするので、比翼仕立てにするつもりです。また、胴裏も紅絹がついていましたが、今回は白に変えます。

柄の所にシミがあちらこちらにあります。目立たなくする方法はいろいろあるのですが、今回は手を入れず、母が着たときのままにしようと思っています。

紅絹はまた孫の着物を作る時にでも使えそうですので、今回は洗い張りをして直しておきます。  


Posted by 山名騒然  at 11:43Comments(0)きもの

2009年08月21日

染帳

写真の帳面は長年使っている「染帳」です。

八掛を染めたり、洗い張りに出したり、紋を入れたり・・・さまざまな加工をする前に、この染帳に書きます。

どんな商品なのか、どんな加工をするのか、その職先(職人さん)に出したのか。それらが一目でわかるようになっています。  


Posted by 山名騒然  at 11:26Comments(0)きもの

2009年08月14日

留袖の洗い張り

我が家では、お着物の洗い張りや染め替えなどもちょくちょくお預かりします。
まず最初にするのは「解く(ほどく)」と言う作業です。

主に家内の仕事なのですが、ローカに陣取って、ほどいていきます。

今回解いているのは、私の母が嫁入りに持ってきた留袖です。この留袖はもちろん私の祖父が染めた者ですが、秋の次男の結婚式に着る予定で、仕立て替えをすることにしました。

この後「羽縫い(はぬい)」をして、洗い張りします。刺繍や箔などがありますので、「生け荒い(いけあらい)」になります。

写真にあるとおり、裏に紅絹が使われていますが、今風に白の裏と比翼仕立てにします。  


Posted by 山名騒然  at 09:27Comments(0)きもの

2009年07月29日

八掛の別染め

お買い上げいただいた着物につける八掛、あるいは裾回しともいいますが。

前にも書きましたが、我が家では殆どの場合無地を使います。

今回は付下げの八掛です。

礼装用の着物の場合は地色と同じ色にすることもあります。その場合表生地の端を少し切って、地色を付けて染屋に出します。

染屋はその地色を見て同じ色に染めてくれます。

この地色をみて同じ色に染めるのが無地染の職人さんの腕の見せ所です。

我が家がお願いしている染屋さんは業界でも定評のある染屋さんで、いつもぴったり合わせてくれます。

今日も時間があったので、別の職人さんと話をしたのですが、腕のいい職人さんがこの不景気でどんどんやめていくそうです。商品のレベルを落とさずにいつまで続けていけるのか・・・・。  


Posted by 山名騒然  at 23:42Comments(0)きもの

2009年06月18日

「さし」にまつわるお話し

この業界だけかもしれませんが、「さし」にまつわるいくつかのお話、思い出があります。

一つは・・・・「さし」をまたがない・・・。

「さし」をまたぐとおこられました。それだけ大事にしていた・・と言うことなんでしょう。

またもう一つは、「さし」を人に渡す時には、必ず直接渡さないで畳みの上に置いて、相手はそれを取る。直接渡す事はとても忌み嫌われました。どういう意味があるのか・・よくはわかりませんが「差し渡す」と言う意味につながるから・・といわれた事がありますが、「差し渡す」がなぜいけない事なのか・・それがもう一つはっきりとはわかりません。  


Posted by 山名騒然  at 18:46Comments(0)きもの

2009年06月17日

さし

着物に関する色んな「物」の紹介が続きましたが、今回は「さし」。

「さし」には、大きく分けて二種類があります。「くじら」と「かね」。「曲尺(かねじゃく)」は主に大工さんが使う、直角に曲がった物です。着物では全国的に「鯨尺」を使いますが、東北などでは「曲尺」を使っていました(たださいきんはどうかわかりませんが)。

もうずいぶん昔、岩手にお客様があったころは、これでずいぶん驚いたものです。

それと、戦後「尺貫法」で鯨尺の物差しを売ると犯罪になる・・と言うような時代もあったそうで、永六輔さんなどは盛んにラジオなどでその事をなげいておられましたね。

着物の寸法をはかったり、白生地などを切ったり、墨打ちをしたりするときには欠かせない道具の一つです。

写真はどちらも「二尺さし」ですが、短いほうが「かね」、長いほうが「くじら」。これだけ違いがあります。   


Posted by 山名騒然  at 11:08Comments(0)きもの