我が家に昔からある振袖。きっと誰かの婚礼の衣装に違いない・・・。
そんな風に思いながら、今回虫干しを兼ねて飾ってみました。
黒地ではありますが、地の部分が肩と裾だけ。羽を広げた鶴が乱舞しています。
ふと、昔の写真を探してみると、叔母の結婚式の写真で叔母が来ている衣裳がそっくり・・
よく見比べて見ると同じものでした。さっそく写真をもって叔母にいろいろ話を聞くと間違いないと・・。
この振袖は父(私にとっては祖父)が最後に精魂込めて創った振袖だったそうです。振袖だけが残っていて帯がないのが残念です。
叔母は昭和30年に結婚しましたが。当時はもちろんウエディングドレスなどはなく、打ち掛けもまだまだ一般的にではなかったそうで。一般的には黒地の振袖で結婚式をしたそうです。
これは叔父とのツーショット写真。
そうそう、母の婚礼の時の振袖も残っていますので、その内虫干しします。