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Posted by 京つう運営事務局  at 

2008年03月06日

お茶会とお茶事

あっという間に今年も三月ですね。

ここ数日は山口家でのお茶会、お茶事のお手伝いをさせていただきました。

2日は100人あまりの方がお越しになるお茶会。

この時期ならではのお雛様の趣向。


ここは待合。香煎茶が自由に飲めるようにしつらえてあります。
写真には写っていませんが、右の床の間にはガラスの立雛が飾ってあって、今日の趣向が暗示されています。


こちらはお菓子席。いつも虫干しの会ではメイン会場になる座敷です。


そのお菓子席に飾られたお雛様。
数年がかりで製作された大木丸平謹製のお雛様です。衣装もすばらしいですが、お顔がなんともいえず素敵です。


今日お手伝いに来られたみなさんと、山口家当主とでまずはお茶を一服。
この時期ならではの掛け釜と徒然棚。はじめて見る棚で、扱いが面白かったです。



床の間。
花入れは大鼓の胴。これも雛飾りの五人囃子を連想されます。


お花は唐桃、裾には菜の花があしらってあって春らしい風情でした。

お茶事も基本的には同じ取り合わせでした。


そうそう、お菓子は桂中村軒特製のお菓子。銘は「さしも草」

さしも草とは・・ヨモギの別名。邪気を払う力があるそうです。

二日間裏方で走り回り、時々は庭を案内したりして、足腰がさすがに疲れましたが、先生それぞれのやり方があって、いい勉強になりました。
  


Posted by 山名騒然  at 10:21Comments(2)