滋賀県立美術館へ白洲正子展に行ってきました。それはすっかり冬のようでしたが、美術館のまわりは紅葉がきれいでした。
ちょうどいま「かくれ里」を読んでいるところでもあり、この前テレビで「近江山河抄」が取り上げられていこともあって、興味深く展示物を拝見できました。
お能にも着物にも興味を持っていられた白洲さんとは、気持ちが通じ合うような気がして・・。
本に出てくるいろんな仏像、神像、はたまた神面などなど、実物がみれたのがとても良かったです。「福太郎」もなんど、ふと手に持って掲げて見たくなりました。ふくよかな顔立ちとちょっと目尻の釣りがった目が印象的でした。
その後、信楽まで足を伸ばして、知り合いのお宅に寄せていただきました。
とりとめのないお話ではありましたが、山の懐に抱かれたそのお宅でなんとも言えず清々しい気持ちになれました。
そういえば、白洲さんもこの辺りの風景は見ておられるのでしょうね。