日曜日はお能を見に観世会館に行ってきました。
井上先生のお弟子さんで、橋本雅夫、廣三郎と片山先生のお弟子さんの橋本磯道の三兄弟の会。昨年に続いて、今年もチケットを頂いたので喜んで行かせていただきました。
演目は、磯道氏の清経、廣三郎氏の巻絹、雅夫氏の鞍馬天狗。それぞれのご子息もツレで出演、孫は鞍馬天狗の牛若丸や花見で、華やかな舞台でした。
どうもひいき目なのか、巻絹がよかったです。シテをつとめられた廣三郎氏は、私が井上先生のお稽古にうかがったとき内弟子をされていて、独立されるまでいつも代稽古をしてくださっていました。そんな関係もあってついついひいき目に観てしまうのかもしれません。それにしても、井上家の地謡は、ビシッと揃っていて、いつ聞いても気持ちがいいです。
清経も大好きな演目ですが、それほどのお年でもないのに、立ち上がるときにふらつかれたりして、それが気になりました。また地もあまりそろっていなくて・・。
鞍馬天狗は、花見の子どもたちが可愛くて・・。小学5,6年生でしょうか、牛若丸も立派でした。
今年一年最初のお能、いい一日でした。
おわって外へ出ると、ちらちらと、あるいは時には横なぐりに雪が降りだしていました。
それについてはまた・・・。
次に日は、仕事で生駒まで出掛け、その後、これまた頂いたチケットで、はじめて文楽を見に文楽座まで行くことになっていて、道を心配しながら家路につきました。