意外に思われるかもしれませんが、着物は水が大好き。
長年来ている着物も、箪笥に長くしまわれたままの着物も、水をくぐらすとすっかり元気になります。
いわゆる「洗い張り」では、着物を一旦ほどいて元の反物の戻します。そして、石鹸で洗い、きれいな井戸水でブラシを使ってたんねんに汚れを落とします。
着物は知らず知らずのうちに、繊維の間にホコリや不純物が溜まっています。それを落としてやり、張り詰めた繊維を緩めてやると生き返って来ます。
洗い張りから帰って来て、見違えるように綺麗になった反物を見ると、絹は生き物だと改めて思います。
夏の間に、秋に着る着物を洗い張りしてみませんか。
7月中は「洗い張り承り月間」として、特別価格で承りますので、一度この機会にお試しください。
袷着物(胴裏、八掛付)・・・7800円(消費税込 通常10500円)から
単着物・・・・・・・・・・・・・・・・6300円(消費税込 通常 8400円)から
洗い張りをすると、仕立が必要になります。
もちろん、仕立もこちらで承りますが、ご自分のほうでされる方も歓迎します。