京つう

日記/くらし/一般  |上京区

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2011年07月26日

30年後

昨日の午前中は、疫学調査に協力するために医師会館に行ってきました。

DNAからわかる体質と生活習慣から病気のなりやすさや、予防の研究だそうです。

30分あまりの説明の後、血圧、身体測定、採血と・・・。
5年ごとの調査が30年間続くそうです。最後まで生きているかどうわかりませんが・・。

おまけに、血液検査と胃ガンに関係が深いピロリ菌となんたら酵素を調べて胃ガンのリスクを判定してくださるそうです。

さらに、骨密度の測定も・・・。以前はくるぶしだったのが、手首で測る機械で詳しい検査をしてくださいました。こちらは結果はすぐに分かって、専門の先生から詳しい説明がりました。私は平均より少し良く、家内は少し悪いそうでした。とくに骨の柔軟性が大事だそうで。それはふたりともまずますよかったみたいでした。

先週献血して、今日も採血。せっせと牛乳を飲んで回復させないと・・・笑。

  


Posted by 山名騒然  at 15:57Comments(0)

2011年07月25日

町屋を突然訪ねて・・。

土曜日、近所をぶらぶらしていたら、以前から気になっていた素敵な町家の入り口があいていました。

なんとなく、中を見ていたら、通り庭の奥の工場におられたご主人が、こちらをみて会釈してくださいました。それに誘われるように、お声をかけると、・・どうぞ・・と・・・こちらもその言葉に甘えて中へ・・。

奥の工場には、絹糸の束がいっぱいぶら下がっています。

今では少なくなった、絹糸の精錬を専門にされているお宅でした。

反物の精錬をされるところは、以前の住まいの近くにもありましたが、糸の精錬ははじめてでした。

生成、真白、ぴみょうに青みがかった色・・など。また精錬するまえの糸と精錬したあとの糸も風合いを比べさせていただきました。

年代もほぼ同じで、奥様も家内とよく似た感じで、気があってお茶までだしていただき、あれやこれや。・・。

もう何年も前からの知り合いのようにお話させていただきました。

玄関周りも最近修理されれ、100年以上たった町屋がすっかりきれいになって・・・そのいきさつもあれこれと。

いい土曜日が過ごせました。  


Posted by 山名騒然  at 16:03Comments(0)くらし

2011年07月08日

高台と両足院

昨日は土砂降りの雨の中、着物を着て高台寺と両足院へ行きました。

高台寺は、重文の傘亭の中へ入れていただき、お茶を頂きました。
18日までの間、震災支援のための催しは、普段外からしか見れない傘亭の中に入れていただいて、点て出しではありますが、お茶を頂けるというまたとない機会でし。

隣にある時雨亭も修復が完了して往時の姿が忍ばれますが、その一階が待合。そこでいわれなどのお話を聞かせて頂いたあと、いよいよ傘亭へ。

あいにくの雨ではありましたが、それが帰って風情をかもし出していてよかったです。それに、お客様も少なくて、傘亭の中から眺める庭の景色。建物の内部の空気をゆっくり味わうことが出来ました。

高台寺を後にして、両足院へ。
両足院へははじめて、建仁寺の中も広いのでどうかと思ったですが、すぐに見つかりました。
お堂で解説があり、書院の方へ行くと、庭には半夏生が庭一面に咲いていました。
一旦玄関へ戻り庭からお茶室へ・・・お茶室は如庵の写の水月亭と大村梅軒好みの臨池亭。
今日のお茶はお煎茶で臨池亭で頂きました。庭に面して開け放たれた障子の向こうには、雨にけぶるお堂が見え、手前には白くなった半夏生が・・夏の趣たっぷり。お煎茶は煎茶道宝山流のお点前でした。気さくな先生で、大変美味しく、楽しく頂きました。こちらでも長々と過ごさせて頂きましたが、そろそろお腹もすいてきたので、長竹へ・・・。

長竹は、もう30年以上のお付き合い。最初の頃は別のお店を任されていたのですが、その後独立して今のお店を持たれました。お店に入ると、芸子さんやお母さんが・・今日は踊りと長唄のお稽古日だそうで・・。   


Posted by 山名騒然  at 22:09Comments(0)くらし

2011年07月04日

謡講へ行ってきました

日曜日は謡講に行ってきました。

いつものとおり二部から。
演目は独吟「大原御幸」の後半と素謡「雲林院」

ちょと怪しい雲行きでしたので、1日に上賀茂神社で着た、古い上布を来ていきました。7月に入ってから幾分和らいだ気候にほっとしています。

さて大原御幸、壇ノ浦のあと、大原に隠棲している建礼門院の所へ、後白河天皇が訪ねて行き、壇ノ浦での様子を聞く・・・建礼門院が語る・・というお話です。眼目は建礼門院が語る物語ですが、舞台で見るのとはまた違って、謡に集中できるのが謡講の良さ。碇潜の場面や、波の底にも・・・と言って安徳天皇と入水する場面など、目の前に鮮やかに見えてきます。

さて、休憩の後は「雲林院」

芦屋に住まいする藤原公光が、夢のお告げに誘われて、京都紫野雲林院へ来て・・・というお話し。

芦屋から尼崎、難波・・・そして一気に京都紫野へ。シテは在原業平ですが、公光から「業平にてましますか」と言われても・・「我が名を何と夕映の・・」といっさい自分からは名乗りません。しかし随所に散らばる和歌から、明らかに業平と判る・・聴かせどころのある名曲ですね。

次回は10月1日(土曜日) ちょうど10年目だそうです。
一部は14時、二部は17時からで、場所は平野神社の南、「平野の家」です。  


Posted by 山名騒然  at 15:20Comments(0)くらし