2009年06月17日
さし
着物に関する色んな「物」の紹介が続きましたが、今回は「さし」。
「さし」には、大きく分けて二種類があります。「くじら」と「かね」。「曲尺(かねじゃく)」は主に大工さんが使う、直角に曲がった物です。着物では全国的に「鯨尺」を使いますが、東北などでは「曲尺」を使っていました(たださいきんはどうかわかりませんが)。
もうずいぶん昔、岩手にお客様があったころは、これでずいぶん驚いたものです。
それと、戦後「尺貫法」で鯨尺の物差しを売ると犯罪になる・・と言うような時代もあったそうで、永六輔さんなどは盛んにラジオなどでその事をなげいておられましたね。
着物の寸法をはかったり、白生地などを切ったり、墨打ちをしたりするときには欠かせない道具の一つです。
写真はどちらも「二尺さし」ですが、短いほうが「かね」、長いほうが「くじら」。これだけ違いがあります。
「さし」には、大きく分けて二種類があります。「くじら」と「かね」。「曲尺(かねじゃく)」は主に大工さんが使う、直角に曲がった物です。着物では全国的に「鯨尺」を使いますが、東北などでは「曲尺」を使っていました(たださいきんはどうかわかりませんが)。
もうずいぶん昔、岩手にお客様があったころは、これでずいぶん驚いたものです。
それと、戦後「尺貫法」で鯨尺の物差しを売ると犯罪になる・・と言うような時代もあったそうで、永六輔さんなどは盛んにラジオなどでその事をなげいておられましたね。
着物の寸法をはかったり、白生地などを切ったり、墨打ちをしたりするときには欠かせない道具の一つです。
写真はどちらも「二尺さし」ですが、短いほうが「かね」、長いほうが「くじら」。これだけ違いがあります。