我が家では、お着物の洗い張りや染め替えなどもちょくちょくお預かりします。
まず最初にするのは「解く(ほどく)」と言う作業です。
主に家内の仕事なのですが、ローカに陣取って、ほどいていきます。
今回解いているのは、私の母が嫁入りに持ってきた留袖です。この留袖はもちろん私の祖父が染めた者ですが、秋の次男の結婚式に着る予定で、仕立て替えをすることにしました。
この後「羽縫い(はぬい)」をして、洗い張りします。刺繍や箔などがありますので、「生け荒い(いけあらい)」になります。
写真にあるとおり、裏に紅絹が使われていますが、今風に白の裏と比翼仕立てにします。
Posted by 山名騒然
at 09:27
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