2006年07月30日
町家ぐらしをするまで
西陣に住むようになったのは、今年(2006年)3月から。もともとは中京に生まれそこで50年あまり暮していましたが、そろそろ子どもたちも独立する年頃になったので、思い切って町家暮らしをはじめようと思い切って引越しをしました。でも、探してもなかなか無くて色々探しましたがそんな中見つけたのが今住んでいる家です。でも初めて見た時は「これで住めるのだろうか・・・?」と言うぐらいひどい状態でしたが、なんとなく引かれ専門の大工さんにも見てもらったら「大丈夫綺麗になりますよ」と言っていただき、それで思い切りました。
これが表の元の状態です。もともとはお米屋さんでしたので、一階の表の部屋は土間でした。それが2ヶ月あまりのリフォームのあとこんな風になりました。
出格子に木製の玄関戸。門灯も昔風のにしてみました。入り口の袖左側には「ばったり」といわれる床机も作りました。最後まで悩んだのは「郵便受け」でした。ありきたりのステンレスやプラスチックでは味気ないし・・あちこちの町家を見て歩いたりしましたが、最終的には竹のかごを取り付けて郵便受けとしました。このアイデアは我ながら気に入っているのですが、いかがですか。
内部も大幅に手を入れましたが、この続きはまたあとで
これが表の元の状態です。もともとはお米屋さんでしたので、一階の表の部屋は土間でした。それが2ヶ月あまりのリフォームのあとこんな風になりました。
出格子に木製の玄関戸。門灯も昔風のにしてみました。入り口の袖左側には「ばったり」といわれる床机も作りました。最後まで悩んだのは「郵便受け」でした。ありきたりのステンレスやプラスチックでは味気ないし・・あちこちの町家を見て歩いたりしましたが、最終的には竹のかごを取り付けて郵便受けとしました。このアイデアは我ながら気に入っているのですが、いかがですか。
内部も大幅に手を入れましたが、この続きはまたあとで
ぼくも「いつかは」と憧れます。
いろいろと紹介してもらえる事を期待します!!
町家ぐらし、いいですよ。といっても最初家内が見た時はとても汚くて、荒れていて、どうなる事かと思ったそうです。それがこんなに素敵になるなんて・・と今では気に入っています。そんな様子を少しずつ紹介して行きますので、飽きずにお付き合い下さい。そして、いつかm.sさんもぜひ思い切って町家ぐらしを始めてください。
楽しみにしてくださってありがとうございます。しかし今日は暑いですね、昼間外へ出かけていましたが、肌がひりひりしました。出掛けたついでにキンシ正宗の堀野記念館に行ってきました。キンシ正宗の元の醸造所で現在は京の造り酒屋と町家文化の記念館として公開されていますが、京の夏の旅にちなんで特別に2階まで公開されています。我が家とは比べ物にならない立派な(当然ですが)作りでさすがだと感心しました。特に普段公開されていない2階の座敷はそれはすばらしかったです。