京つう

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2008年07月24日

蓑庵へそして山鉾巡行

さて、いよいよ蓑庵へ

南明庵の西側、薄暗い廊下の先に蓑庵の茶道口があります。さっそく茶道口から内部へ。

玉林院から頂いた季刊の冊子{しょうりん}によると、内部は三畳中板入りの如心斎好みのお茶席。二畳の客畳と一畳の点前座との間に中板を用い、その中に炉を切り、炉角に赤松皮付きのゆがみ中柱を立てています。壁は長すさ入りの赤みを帯びた壁で、引き摺り仕上げでおもむきがあります・・・・。赤みを帯びた壁に光が反射してほの暗い内部がいっそう深淵に感じられ、その昔どんな会話がなされていたのか、それを思うと感慨深いものがあります。待庵では利休と秀吉が、松向軒では細川三斎が、蓑庵では了瑛が。

待庵、松向軒、蓑庵とどれも国宝や重文のお茶室ばかりで、もう胸がいっぱいいっぱい、残念ながら私の文章力ではとてもこのすばらしさを表現しきれないのが、まことに残念。写真を撮る気にもなりませんでした。

この後、洞雲庵の月釜へ参加させていただきました。今日のお亭主は山内宗由先生。三重から来られたそうです。この洞雲庵は昭和17年に再興されたお茶室ですが、その昔ここで花月のが作られたとか・・。

蓑庵へそして山鉾巡行
さて17日はいよいよ山鉾巡行。新町通りの町家の二階から見学させていただきましたが、それに先立ち、北観音山の出発式を始めて見させていただきました。出発に先立ち一旦町内の北の端六角通りまで進み、そこから改めて南に向けて出発します。ちなみに、こちら側に柳の飾りが見えているという事は、こちら側は後ろです。四条通までは後ろ向けで行きます。

蓑庵へそして山鉾巡行
暑い暑い巡行の一日のスタートです。

そして3時過ぎに巡行を終えて再び町内に帰って来たときには、また〆の行事が行われます。

そして・・夕方からは祇園石段したで神輿が三基そろっての行事を見に行きました。


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Posted by 山名騒然  at 22:29 │Comments(0)くらし

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