杉本家

山名騒然

2009年11月08日 16:29

今日は午後から杉本家にお邪魔してきました。

杉本家は何度かお邪魔していますが、今回のテーマは「報恩講 商家を支えた信仰」

仏間のお仏壇は、それはそれは華やかに荘厳され、床の間には由来の掛け軸が掛けられていました。

歌子さんからいろいろお話を聞いているうちに日が少し西に傾きはじめると、座敷に映る木漏れ日が、美しく掃き清められた庭とあいまって、それはそれは心を落ち着かせてくれます。

杉本家は我が家と同じ、浄土真宗本願寺派。京都の人は親しみを込めて「お西さん」と呼びますが、その勘定方を勤められたこともあるお宅だそうです。報恩講の時には本山からお参りがあり、お料理が振舞われますが、その時の塗りの食器もお飾りしてありました。

また親鸞聖人が小豆がお好きだったので、おぜんざいがふるまわれていましたので頂きました。お台所の火鉢で焼かれた御餅とおくどさんで温められたおぜんざいがなんとも言えない香りがして、おいしかったです。

12月19日にはここ杉本家で謡講が開かれます。ぜひ行きたいですね。

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