町屋を突然訪ねて・・。

山名騒然

2011年07月25日 16:03

土曜日、近所をぶらぶらしていたら、以前から気になっていた素敵な町家の入り口があいていました。

なんとなく、中を見ていたら、通り庭の奥の工場におられたご主人が、こちらをみて会釈してくださいました。それに誘われるように、お声をかけると、・・どうぞ・・と・・・こちらもその言葉に甘えて中へ・・。

奥の工場には、絹糸の束がいっぱいぶら下がっています。

今では少なくなった、絹糸の精錬を専門にされているお宅でした。

反物の精錬をされるところは、以前の住まいの近くにもありましたが、糸の精錬ははじめてでした。

生成、真白、ぴみょうに青みがかった色・・など。また精錬するまえの糸と精錬したあとの糸も風合いを比べさせていただきました。

年代もほぼ同じで、奥様も家内とよく似た感じで、気があってお茶までだしていただき、あれやこれや。・・。

もう何年も前からの知り合いのようにお話させていただきました。

玄関周りも最近修理されれ、100年以上たった町屋がすっかりきれいになって・・・そのいきさつもあれこれと。

いい土曜日が過ごせました。

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