京都古民家譜

山名騒然

2007年10月31日 17:40

大正の末ごろに毎日新聞社京都支局がだした本に「京都古民家譜」というのがあります。
この本をはじめてみたのは苔香居山口家にお邪魔した時です。

大正から昭和に掛けての時期に毎日新聞京都支局に居られた岩井武俊氏と武居清志氏の二人が京都市内から府下に掛けて丹念に調べた町家、民家の貴重な本です。


今回の載せた本は府立図書館からお借りした本で、1977年に再発行された本です。
もちろん山口家の長屋門ものっていますが、もうすでになくなってしまった建物もずいぶんある、いや大半はもう無いのかもしれませんね。それでも、市中では見覚えのある建物もあります。



これはこの本のあるページの写真ですが、下の写真は河井寛次郎邸です。
他にも、三千家や角屋、大丸の仕入れ店、大市、あぶり餅かざりや・・・などなど貴重な資料が載っています。

いつかこれらを探して、いまどうなっているのか探してみたい物です。

写真は日本資料刊行会発行 毎日新聞京都支社編の京都民家譜からです。

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