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Posted by 京つう運営事務局  at 

2011年06月01日

ワキから見た能

最近お能にハマってしまった友人から貸していただいた本がとってもおもしろいです。

ワキ方の宝生関の聞き書きですが。

ワキ方から見た能・・・・こんな視点これまで見てこなかったのでとっても新鮮です。

先日の降誕会の能の時、たまたま座ったところが地裏。
能楽堂ではまずありえない席で、薪能のときぐらいしかない席ですが、ちょうどワキ方の後ろからシテを見る感じになり、とても新鮮か感じがしました。

新たな能の見方を見つけた気分です。

今度からなる別ワキの近くに座ってみようかと・・・。  


Posted by 山名騒然  at 17:37Comments(0)最近読んだ本

2008年03月14日

江戸時代の暮らし

最近江戸時代の事が話題になることがおおいですね。
私自身も江戸時代の庶民の暮らしぶりにとても興味があります。

最近も新聞に・・「現在の歴史教科書には鎖国の文字がほとんど使われなくなった。これは江戸時代が決して海外に門戸を閉ざしていた訳ではないということが定説になってきたから」と。

私が最初に江戸時代に興味を持ち出したのはNHKの「お江戸でござる」の番組をみてからです。それまで描いていた江戸時代のイメージがいかに違っていたか。

この本はその「お江戸でござる」に出演していた杉浦日向子さんが監修し、杉浦さんの挿絵とともに江戸時代の庶民の暮らしぶりをつづった本です。

この本の中で特に興味深かったのは、「当時は黙読が出来なくて、声に出して読まないと頭に入らない、高札場などではそれぞれが声に出して読むので輪唱のようになる。貸本では座敷で一人が読んで、女性が出るところになると「じゃや女将ここから読んで」とバトンタッチしてそれをみんなで楽しむ」のだそうです。

江戸時代に京の町衆の間でさかんに行われた謡講、これもひょっとしてそんな事と関係があるのかもしれませんね。

それにしても惜しい方を亡くしたものです。  


Posted by 山名騒然  at 10:10Comments(0)最近読んだ本