京つう

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2009年07月30日

美の壷で京町屋が・・しかも

NHK教育放送の「美の壷」
谷啓さんから草刈正雄さんに変わってから、ずいぶんお洒落な感じになりましたが、相変わらず楽しみに見ています。

たまたま予告編を見たら次回は京町屋がテーマです。しかも秦家。
もともとお薬屋さんだった所です。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/

何度かお邪魔した事もあるお宅で、例の謡講もここで行われた事があります。
一度は次男の結婚式をと思ったこともあったのですが、これは次男に却下されました。
よかったらぜひご覧下さい。  


Posted by 山名騒然  at 15:06Comments(0)

2009年07月29日

八掛の別染め

お買い上げいただいた着物につける八掛、あるいは裾回しともいいますが。

前にも書きましたが、我が家では殆どの場合無地を使います。

今回は付下げの八掛です。

礼装用の着物の場合は地色と同じ色にすることもあります。その場合表生地の端を少し切って、地色を付けて染屋に出します。

染屋はその地色を見て同じ色に染めてくれます。

この地色をみて同じ色に染めるのが無地染の職人さんの腕の見せ所です。

我が家がお願いしている染屋さんは業界でも定評のある染屋さんで、いつもぴったり合わせてくれます。

今日も時間があったので、別の職人さんと話をしたのですが、腕のいい職人さんがこの不景気でどんどんやめていくそうです。商品のレベルを落とさずにいつまで続けていけるのか・・・・。  


Posted by 山名騒然  at 23:42Comments(0)きもの

2009年07月29日

巾着

お客様のご希望で残り布で巾着を作りました。

縦絽に霞のような地紋がある生地です。
絽ですので一重では中が透けるのと、地紋も目立たないので、裏をつけました。
  


Posted by 山名騒然  at 15:54Comments(0)思いのまま

2009年07月28日

お茶会で使った小袱紗

先日のお茶会に合わせて作った袱紗ですが、一緒に小袱紗も作ってみました。

帯の端切れで、あまり透けていませんが、紗の生地です。

次回のお茶会が9月ですので、まだ使えるかもしれませんね。  


Posted by 山名騒然  at 16:41Comments(0)お茶のお稽古日誌

2009年07月27日

お茶会がすんで

昨日は北野天満宮の松向軒のお茶会でした。
金曜日にあらかた準備はしていますので、8時集合。
炭を起し、花を生け、お接待で出す氷を準備。

お菓子は中村軒特製のお菓子で銘は「宙」。カキ氷も中村軒の特製ゆず味です。
今回は宇宙がテーマ。それにちなんだお菓子です。

水差しは「銀河」の銘がある塗物。胴に竹で天の川のような筋が竹で埋め込まれています。これは社中で竹細工をされている高野竹工のご主人の後継者の方が、それを記念して作られて物です。

掛け軸は沢庵和尚の書「白蓮是仏勅使」
花は蓮。
お茶杓の銘は「蓮華」(蓮の事です)

さて、今回はミクシイの「お茶会に行こうIN関西」の方が大勢着てくださったので、張り切って3回もお点前させて頂きました。ゆかた姿の妙齢の女性が集まるとそれはそれは華やいだ雰囲気でした。それに圧倒されないようにがんばったつもりですが・・・さてどうでしたでしょうか。ミクシイのかたたちはせっかくですので、先生にお願いして宮司さんに北野天満宮のお話と参拝に行っていただきました。私はあいにくお茶会中でしたので生けませんでしたが、家内が行きましたので、いろいろ話を聞きましたが、大変面白く、また普段見られないところまで見せていただいたそうで。私もそちらに行きたかったです。

あいにくのお天気でしたが、幸いな事にそれほどひどい振りになることもなく終了しました。

今回のもう一つの目標である、社中のお茶会をする・・これも不十分な所はまだまだありますが、それなりのレベルのお茶会が出来たように思います。9月にもう一度お茶会がありますので、もう一段レベルアップしたお茶会を目指してがんばりたいと思います。

おまけ・・・
お遊びでテーマにちなんだ絽の袱紗を作ってみました。初めての事でしたので、生地の選定から地色を選び、最終的に星座の形に銀でしるしを入れました。全部で12枚。12星座と有名な星座から選んでみました。ちなみに写真は白鳥座です。  


Posted by 山名騒然  at 21:41Comments(0)お茶のお稽古日誌

2009年07月25日

後の祭りの神輿

お稽古しているお茶の師匠は、二条城南にある二条陣屋の縁の方です。

その先生から祇園祭の後祭りのお神輿が陣屋の前で休憩され、その時に火が入ると教えていただいたので、昨日の夕刻に行ってきました。

ちょっと時間が早かったので、三条大宮へ。三若が担ぐ中御座の神輿が威勢よく西から来ました。その前から「また旅」前で始まったよかろう太鼓の出迎えで気分が盛り上がってきます。
神輿が近づくと、担き手の人の熱気が伝わってきます。

また旅さんでみなさん夜食のおにぎりを頂かれます。

この後は陣屋の方へ・・。

御池通で太鼓の音がしだすと、神輿を担ぐ掛け声がどんどん近づいてきます。三条通よりさらに細い大宮通りいっぱいの担ぎ手がどんどん押し寄せて、その先に神輿が見てきました。陣屋の前はライトアップされていて、薄暗がりの中から神輿が現れる姿は幻想的でした。こちらの錦の神輿もここで休憩。火の入った提灯が取り付けられます。さらに幻想的になります。

神輿をまじかに見て初めて分かったのですが、神輿の天辺にある鳳凰の飾りに稲の穂らしきものの束がくくり付けられています。何か意味があるのでしょうね。  


Posted by 山名騒然  at 16:31Comments(2)

2009年07月23日

松向軒のお茶会

山鉾巡行が終わった翌日は26日にあるお茶会前の最後のお稽古でした。

今回のお茶会の目標は社中だけでお茶会の切り盛りする事です。

いつもは先生の同輩の方のお手伝いがあるのですが、それ無しでやってみる事になっています。お点前だけではなく、さまざまな準備も自分たちでやらなければなりません。

全体の準備や一席一席の準備、お点て出し・・などなど。事前にすべき事、当日すべき事がいっぱいあります。

今まで何度も見てきてはいますが、いざとなったら出来るかどうか・・不安はありますが、みんなで力を合わせてがんばりたいと思います。

そんなお茶会ですが、知り合いがたくさん来て下さいます。今からどきどきわくわく・・。

みんさんもよかったらお越し下さい。
突然の参加も大歓迎です。
  


Posted by 山名騒然  at 16:48Comments(0)

2009年07月13日

鉾のためし曳き

京都の町中は祇園祭一色になってきました。

今日はその北観音山の曳き初めに行ってきました。
新町通の動く鉾は、まじかに見て迫力があります。

小さな子どもから大人まで、男性も女性も、いや女性の方が多いですが、一生懸命曳く姿は、本番とはまた違った、優しい感じがします。これはこれでいいものですね。   


Posted by 山名騒然  at 22:47Comments(2)くらし

2009年07月12日

亡き伯父をしのんで

先週東京に住んでいる義理の伯父が亡くなりました。
上から4番目の伯母と結婚。


伯父も伯母も、後の三菱商事の前身に勤めていて職場で出会っての結婚でした。結婚後すぐに東京へ行ったそうですが、すぐに伯父は外地に赴任。しかし伯母はまだ結婚したばかりで、会社の規定で付いていく事が出来なかったそうで。再び京都へもどってきたそうです。

数年後インドのボンベイへ。このときは叔母も、そしてその間に生まれた長女も連れて家族で行ったそうです。いつも伯母からはボンベイでの生活の話を聞かされますが、マハラジャが建てた邸宅に住み、何人ものメイド、サーバントが居て、この時の暮らしが一番優雅で楽しかったそうです。

その後もオランダ、ニューヨーク、ソビエトなど海外赴任が続きます。インドでは長男も生まれ、その長男が中学一年の時に伯母と長男だけは日本に帰ってきました。帰国子女がまだめづらしい頃で、いろいろ苦労もあったでしょうが、めづらしがられていい事もあったそうです。

その後長女はアメリカで弁護士になり、長男も今はアメリカで暮しています。若い頃はきづいな伯母でしたが、久しぶりに会いましたが、時々は昔の片鱗(笑)が垣間見られる事もありますが、背中も曲がり年を取りました。

外地勤務が長かった伯父ですので、それほど頻繁に会ったわけではありませんが、それでも東京のマンションには何度か泊めていただいたこともあり、いつも何かと気を使ってくれていました。もう15年ぐらい前でしょうか、泊めて頂いた時の夕食に近くのお店に行った時に食べて「シマアジ」のお刺身はおいしかったです。

さて、子どもたちもいづれはアメリカに帰らないといけないので、伯母1人を残していくわけにも行かず、どうしたものか・・・・。

小さい頃から娘時代をすごした京都を懐かしむ気持ちもあり、その頃の記憶もしっかりしているので、京都の老人ホームにでも入居して過ごす方がいいのかも・・などとも考えて、資料を集めたりしています。  


Posted by 山名騒然  at 17:43Comments(0)思いのまま

2009年07月01日

佳き日の始まり

日曜日は秋に結婚する次男のお嫁さんになる方のご家族との初顔合わせでした。

場所は「瓢樹」と言う料理屋さん。大正時代に瓢亭から独立、近年に日本画の「今尾景年」さんのお屋敷で料理屋さんをはじめられたお店です。なかなかいく機会がなくて、やっと行く事が出来ました。

打ち水がされた玄関から座敷と風情のある庭、どこも行き届いた風情のあるお店でした。お料理もさすがに・・と言う感じですが、抑え気味の味はとってもよかったです。

事前に顔合わせと言っていたので、ご飯は赤飯をごよういしたくださいました。


テーブルに下には、赤穂段通が敷き詰められていました。大きく開けられた窓からは素敵な庭も見えます。
いよいよ秋の式に向けて動き出しそうです。  


Posted by 山名騒然  at 22:39Comments(0)くらし