先週の日曜日は大忙しの一日でした。
朝から神戸のファッション美術館へ・・
渡文さん所蔵の大正から昭和に掛けての着物の展覧会に行きました。着物を着ていくと入場料が無料になるというので、家内と二人で着物で出掛けました。

夏物も多く展示されていて、素材が気になりましたが、ジョーゼット風の織物は軽やかで涼しそうでした。大胆な色、柄は現在ではなかなかお目にかかれませんね。後半は振袖や婚礼衣裳、明治期のシックな着物も魅力的でした。豪華な三枚重や昭和初期の留袖で二枚重になっているものなどめづらしい者もありました。
このあと、仕立て屋に寄り道してから三宮に・・・
東急ハンズで買い物をして、洋食の「いくた」さんでランチ。東急ハンズの駐車券の時間がまだあったので少し時間つぶしをしてから、ヨドコウ迎賓館へ

ヨドコウ迎賓館は、芦屋にあるライト設計の洋館。
尾根に突き出すように建てられた4階建ての細長い建物で、4階のバルコニーからは瀬戸内海が一望に出来ます。京都にはない風景であこがれますね。
ここにはまたゆかりの雛人形があり、この時期に特別に見学する事ができます。三代丸平のお人形で、雛人形のほかに、花嫁人形や花見人形が見れました。どれも端正なお顔で、衣裳もすばらしく、細部にわたるまで手の込んだ作りに思わずため息がでます。
さて最後は宝塚のベガホールで行われる宝塚市交響楽団によるバレンタインコンサートに。途中でビゴのパン屋さんでパンを買い、一路宝塚へ。
宝塚市交響楽団は始めて聞きましたが、なかなな迫力のある元気な演奏でした。今回はウクライナ出身の歌手の方の演奏もありましたが、ラフマニノフのヴォカリーズが聴けたのが最高でした。この曲、知人のチェリストのアンコールでよく演奏されるのですが、ヴォーカル付きのオーケストラで聴くのは初めてでしたが、どちらのバージョンもいいですね。次回の演奏は6月21日にあります。チャンスがあればまた聴きたいです。それにしても、久しぶりに生のオーケストラの演奏会でしたが、やっぱり生で聴くのはいいものですね。
こうして駆け足の一日が無事終了しました。