京つう

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2010年03月29日

謡講

昨日は謡講でした。

私は二部に行きました。
二部の演目は独吟「吉野天人」と「朝長」

朝長は修羅物では珍しい曲で、演出上のさまざまな議論があるみたいですが、今回はとりあえずそれは置いといて、謡としてもなかなか難しい曲ですが、趣のある謡です。

前半に主人公(前シテ)は朝長が自害したときにお世話になった青墓の長者の妻で、後シテは朝長の亡霊と、前半と後半で性別も立場も違う二人を演じ分けなければなりません。また朝長は若くして亡くなっているので、若武者の雰囲気も残しつつ、修羅道の凄惨さも表現するという高度な謡方が必要です。

謡講では2度目だそうでうですが、私は初めてでした。会場の小島家の座敷に響く謡は、地面から沸き上がってきたり、天井から降り注いだりと、縦横無尽に駆け回る武将が目の前に居るように感じました。

ずいぶん日がながくなりましたが、それでも終わるととっぷりと日が暮れ、謡講の雰囲気がより一層感じられました。

普段の暮らしからちょっと離れ、夢幻の世界に遊んでみるのもなかなか面白いものです。
精神を開放するというのか、どんな演目であれ終わるといつも清々しい気分になります。

次回は6月20日(日曜日)
場所は弘道館(京都市上京区上長者町通新町東入ル ブライトンホテルを東へ)
演目は平城建都千三百年を記念して一部が采女、二部が百万です。
謡講も今年九年目、来年は十周年だそうです。静かにでも着実にファンが増えていきますように。   


Posted by 山名騒然  at 09:21Comments(0)くらし

2010年03月24日

第36回 医をめぐる勉強会

第36回 医をめぐる勉強会
2010年 4月11日(日) 1:30~4:30(受付1:15分より)

「病理の話」
ゲスト: 堤 寛 氏 藤田保健衛生大学医学部第一病理学

病理、という言葉ご存知ですか。
さまざまな病気の確定には細胞を調べる病理診断が不可欠ですが、
一般にはなかなか理解されていませんし、病理医と直接話しを
する機会も少ないかと思います。
今回は、その病理診断の専門医である堤氏をお迎えして、病理医
のお仕事、そして病理医としての想いもお聞きしたいと思います。


場所:大津市生涯学習センタ-(4F視聴覚室)
滋賀県大津市本丸町6番50号 電話077―527-0025
・ JR琵琶湖線「膳所駅」から徒歩20分
・ JR膳所駅から京阪電鉄石山坂本線乗り換え「膳所本町駅」徒歩5分
参加費:会員500円 非会員1000円


<当日参加可>
問い合わせ・申し込み:医をめぐる勉強会 中島まで
y-kaze@mte.biglobe.ne.jp
http://www5a.biglobe.ne.jp/~y-kaze/iomeguru.htm   


Posted by 山名騒然  at 09:25Comments(0)催し案内

2010年03月23日

きものでコンサート

昨日は「きものでコンサート」行ってきました。

お天気もよく、でもちょっぴり寒かったですが、気持ちのいいきもの日和のなか、コンサートホールへ・・。

いやーー行ってよかったです。みなさんのお着物もすてきでした。
ここ数年ご無沙汰してたのですが、はじめの頃よりは、すこし普段着が多かったように思いました。

それと、今回特に多いと思ったのは子どもたちがすごく目についたことです。七五三風のものから、アンテック、ウールやかすりなど、親子四人で素敵に着こなしている家族もおられました。

来年は我が家も家族みんなで参加しようかな・・と思いました。

それと、演奏も素晴らしかったです。ヴァイオリンのソロを弾いた松本蘭さんは姿も素敵でしたが、演奏もそれにましてすごかったですし、京都市交響楽団もしばらく聞かない間に腕を上げて、なかなかあなどれないレベルになっているようですし、指揮者も若手ですが良かったです。。

最後に思わず叫んでしまいました。

もし来年行きたいという方がいらっしゃるようでしたら、チケットを確保させていただきます。

せっかくなでコンサートのあと繁華街へ出ましたら、高瀬川の川べりの桜が咲き始めていました。   


Posted by 山名騒然  at 15:54Comments(0)くらし

2010年03月15日

きのうの一日

きのうは暖かないいお天気に誘われ、久しぶりに市内をうろうろしてきました。

最初に行ったのが京都駅にある美術館「えき」で行われている「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展~クリムト・ミュシャ・ロートレックなど~」
クリムトは心引かれる一人です。思った以上に人が多く、しかも若い人が多かったです。

この後、文化博物館の「あまがつ会」へバスで移動・・・そうそう、13日から京都市のバスや地下鉄は着物姿で乗ると無料になるチケットが配布されていて、それを持った着物姿の方をあちらこちらで見かけます。

「あまがつ会」は面庄さんのお弟子さんたちの作品発表の会。面庄さんは、京都で何代も続く御所人形のお宅で、以前は丸平の頭も作っておられたそうです。お弟子さんと言ってもみなさん素人の方ですが、「これが素人!」と思うほど立派な作品ばかりです。

その後三条通を東に、お雛さまのお菓子を買いに・・・
以前は河原町三条にお店があった和菓子屋さんですが、いつの間にか閉店、人づてに三条御幸町の自宅でされていると聞いて尋ねてみました。小さな間口ですが、可愛らしい雛菓子があります。

そして、今度は六角通りを西に、祇園のかづら清が新しい店をオープンしていました。六角には丸平があります。今は五月人形が飾られています。ちょっと覗いてみました、我が家の孫の男の子も年中になりました。記念に何か求めたいと思いますが、またへそくりがんばらないといけませんね(笑)

今度は円山公園へ、。
私の従兄弟が若手の華道家で、その作品が公演で展示されているのです。
噴水のすぐ左がわに、京都の色んな流派の若手の作品が展示されていますが、どれもこれも個性的で面白いですね。

今日一日色んな所をめぐりましたが、しばらく行かないといろいろ変わっているところがあって面白いですね。  


Posted by 山名騒然  at 11:45Comments(0)くらし

2010年03月12日

庭の春

我が家の殺風景な庭にも春は確実に近づいています。

昨年日陰から孫たちが移植した水仙も立派な花をつけてくれました。

こちらはアジサイ・・あまり茂りすぎたので思い切って切り詰めました。それでもけなげですね。

これは木瓜でしょうか。

植物にはとんと詳しくありませんし、世話の仕方もわかりません。まるでほったらかし・・それでも季節になるとちゃんと愉しませてくれます。  


Posted by 山名騒然  at 13:18Comments(0)くらし

2010年03月09日

謡講IN神楽坂 無事終わりました。

「謡講」を愉しむ・・・(通称 謡講IN神楽坂)
おかげさまで無事終わりました。

朝から雨が降る中での開催でしたが、一部二部合わせて90名余りの方がお見えになりました。

それぞれ、井上先生から謡講や江戸時代の謡をめぐるさまざまはお話をしていただきました。

そして替え謡平成版が吉浪先生により披露。数年前に当時中学2年生の女の子が作った物で、題名は「秋葉系」 元謡の「安達原」に続いて謡われましたが、なかなかの作で面白かったです。

続いて井上先生による「隅田川・・語り」解説の後、いよいよ照明をおとして先生の謡がはじまりました。みなさん真剣に耳を澄まされているようすがこちらからも感じられました。そして、最後に「忠度」の全曲が井上先生と吉浪先生とで謡われました。隅田川の時は一人でさまざまに演じ分けますが、この度はシテ、ワキと役も別れ、また地謡というコーラスはお二人で謡われるので変化があります。

二部は、同じ替謡に、「藤戸・・語り」そして「楊貴妃」玄宗皇帝との思い出を胸に秘めた楊貴妃の思いが切々と伝わってきました。

みなさんからさまざまな感想を頂いております、初めてのことで不手際も多々あった事と思いますが、今回の反省を踏まえて、来年第二回を開きたいと思っておりますので、今回ご都合がつかなかった方も次回はぜひお越し下さい。  


Posted by 山名騒然  at 16:57Comments(4)催し案内