京つう

日記/くらし/一般  |上京区

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2006年11月28日

天からの贈り物のように

延暦寺のコンサートでの最初のプログラムは、天台声明。
根本中堂の奥から声明を唱えながら8人の僧侶

ひときわ高く ひときわ低く 独特の声
天からの声 地からの声

終りに天からの贈り物のように散華が行われて終りました

  


Posted by 山名騒然  at 11:07Comments(5)

2006年11月26日

紅葉の大原へ

秋もいよいよ本番、テレビでも紅葉の中継が盛んに行われています。
そんな中、大原まで足を伸ばして紅葉見物をしてきました。

東京からバスで来れれた知人を朝京都駅まで迎えに行き、一気に大原まで車で行きました。天気予報は雨。一日もってくれると良いのにと思いながらも、順調に大原に着きました。さすがにまだ人もそれ程多くなく、三千院まえの参道を歩きました。
最初に三千院を横目に一番の目的の宝泉院へ・・拝観30分前、すでに10名ぐらいの方が待っておられました。私たちも待つ事に・・・参道を掃き清めておられる方が恐縮そうに「もう少しお待ち下さい」何気ない言葉にちょっとホットしました。時間とともにあわただしく中へ(本当はもっとゆったりとした気持ちでいたいのですが・・)そして本堂へ。

目の前には立派な五葉の松。そしてその傍らに紅葉が、竹やぶの向こうには谷をはさんで、寂光院の山々が見えています。

お抹茶を頂きながら至福のひと時。何もかも忘れて、ただただぼーーとしていたいものです。

その後、三千院を拝観し、もう一人の人を迎えに市中へバック。途中借景で有名な円通寺へ。ここのお庭は何度も行かせて頂いていますが、いつ行ってもいい所で、心が落ち着きます。




はるか昔、海から遠く離れた岩倉の地に運ばれた石たち。それらを彩る真っ赤な紅葉。そしてはるか彼方には、ひときわ優美な姿の比叡山。

延暦寺でのコンサートに始まり、延暦寺ゆかりの大原、そして比叡山なくしてはありえなかった円通寺。大いなる仏に導かれているような気がします。  


Posted by 山名騒然  at 11:45Comments(0)思いのまま

2006年11月24日

発表会

先の日曜日は秋の発表会でした。
毎年春と秋に行われる、謡いや仕舞の発表会。ちなみなこの世界ではただたんに「会」とだけいいます。

春は清経の仕舞、秋は氷室の仕舞と仕舞尽くしの一年でした。私自身はこの所謡にぐっと興味がわき、謡講にもせっせと足を運んでいます。来年はぜひ謡いで会にでたいものです。

所で今回は孫たちも見に来てくれました。二人とも見所ではおとなしく見ていたそうです。また、私のあと、師の勧進帳の謡いに鼓をあわせた独調がありましたが、二人とも目を凝らして見ていました。小さい子どもにも何かしら感じる物があったようです。

知り合いの方が取ってくださった舞台での写真です。  


Posted by 山名騒然  at 20:30Comments(2)くらし

2006年11月22日

ばったり 第8弾 滋賀県にて

先日滋賀県の野洲に行く機会があり、せっかくなので少し早めに行って町中を散策していると、古い民家にばったリを見つけました。 見た感じオリジナルの物のようです。
ばったりというと京都を思い浮かべますが、けっして京都だけではなかったのですね。


しかし、よく見ると京都のものより華奢ですね。滋賀と京都との違いなのか、それとも単に大工さんの違いなのか・・。  


Posted by 山名騒然  at 23:25Comments(2)ばったり

2006年11月20日

延暦寺コンサート 2

瓢亭のお弁当。もちろん名物の瓢亭たまごも入っています。お精進なので本来は入らないそうですが、瓢亭のお弁当と案内していてこれがないと、納得してもらえないだろうと言うのと、弁天さんお祭りでは卵はOKという理由で、OKになったそうです。

お汁は、白味噌仕立で身は麩と白い花びらのようなキノコでした。さまざまな食材がおいしく料理さていて満足でした。

そして、食事の後は2班に分かれてお茶席へ・・私たちは後の班という事でしばらく庭を眺めていました。


廊下から庭を眺めているところですが、このガラス大正時代にベルギーから輸入されたのもだそうですが、ありがちなゆがみがなく、とうじとても高価な物だったそうです。そして、ガラスの上のカーブもどこか御殿風。設計者の思いが伝わってきます。

この後お茶室へ・・・  » 続きを読む


Posted by 山名騒然  at 19:53Comments(4)

2006年11月17日

延暦寺コンサート

和楽の贔屓の会の抽選に当たって、比叡山の延暦寺で行われたコンサートに出かけてきました。延暦寺開宗1200年を記念してウイーンフィルのメンバーを中心としたアンサンブルが根本中堂での演奏。

それに先立って、普段非公開の大書院で瓢亭のお食事とお茶を頂きました。この大書院は、あのタバコ王村井氏が赤坂に立てた物を、昭和3年のご大典のために移築されたものです。贅を尽くした建物で、現在では貴重な材料を使ってあるそうです。例えば屋久杉の天井など・・。


この襖紙は一階の廊下と待合の部屋。タバコの葉をモチーフにした特注品。
  » 続きを読む


Posted by 山名騒然  at 20:09Comments(3)

2006年11月08日

炉開きならぬ囲炉裏開きを・・

昨日は京都近郊にある知人のお宅(元庄屋さん)の囲炉裏開きのななべパーティーに行きました。


なべは、特製のスープに鳥の肉団子が入った、とってもおいしいなべで、あっという間になくなってしましました。定番どおり最後は雑炊をしました。



雑炊がなくなってしまっても、火を囲みながら、話をするでもなくしているのって、なんと貴重で意味のある時間なのでしょうね。

吹き抜けの天井から抜けていく煙り、その天井には煙で燻された黒光りしたハリや煤竹。町家とも違った良さ、楽しみがありました。

そうそう、この建物で12月3日に謡講が催されます。その時も火が入るかも・・。  


Posted by 山名騒然  at 20:08Comments(10)くらし

2006年11月04日

発表会

長くお稽古をしています、謡と仕舞の発表会が今月あります。今年は師匠の九世井上嘉介先生の傘寿のお祝いの会。舞囃子や段物の独吟、またご子息井上裕久先生の勧進帳(独鼓入り)など見所、聞き所多い会です。無料ですのでぜひよかったらお越し下さい。



  


Posted by 山名騒然  at 23:07Comments(0)くらし

2006年11月04日

ばったり 第8弾

洛趣会で待ち合わせに少し時間があったので、吟のあたりをうろうろしている時に偶然見つけました。


建物全体もずいぶん昔のままの風情をしっかり残しています。ばったりも入り口に左右に2個あります。


金具での補強や留め具の様子から見ても、オリジナルだと思われます。



所で、ここのお宅は能楽の笛方を勤められている杉師匠のお宅です。この次お会いした時、一度お話しを聞いてみたいと思います。  


Posted by 山名騒然  at 22:55Comments(2)ばったり

2006年11月03日

洛趣会

今日は洛趣会に出かけてきました。


洛趣会・・・?




今年で74回目、昭和3年から行われている会で、京都でさまざまな物づくりをしている老舗が、年に一度集まって作品を披露する会です。直接小売をしている店もありますが、製造だけや特殊な商品を製造している店など、普段なかなか商品を見れないところもあり、毎年楽しみにしています。

さまざまなお店が出ていますが、やっぱり気になるのは染織関係。ご一緒した方とあれやこれやと・・。  


Posted by 山名騒然  at 21:00Comments(4)きもの