引越しでいくぶん西に行ったので、なんとなく親しみを感じたのと、妻の休みとが重なったので、あだしの念仏寺の千灯供養に初めて出かけました。嵯峨野にあるあだし野は昔野ざらしにされていた遺骸を弘法大師が埋葬したのが始まりとされ、明治時代に地元の人々の協力で石仏が整備され、地蔵盆に無縁仏にロウソクをお供えしたのが始まりです。

嵐電の嵐山駅を降りると、もうすっかり暗くなっていました。駅周辺の店は閉まりひっそりとしています。JRの踏切を越えて行くと釈迦堂。この辺りから、道々には手作りの行灯が置かれ、それに導かれるように歩いて行きます。
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