今日は文化の日、京都でも色んなところで、色んなイベントが行われています。
そんな中特に京都らしくて、京都ならではの催しに行ってきました。
昭和3年の第一回からはじまり、戦争中を除いて毎年この時期に開かれています。

会の名前は「洛趣会」 今年も七十七回目が興正寺で行われました。
この会は、京都の名だたる有名なお店二十八軒が「売り申さず お賞めくださりそうらえ」というキャッチフレーズで、垂涎の作品を展示します。この二十八軒には、さまざまなお店があります、染屋、織屋、和菓子、料理屋、指物、扇子・・・などなど。それぞれが一流のお見せばかりです。
いろいろな作品を見るのも楽しみですが、もう一つ、お茶席とお蕎麦席がついています。
初日の今日は表千家の当番。お茶席での私の楽しみは、お運びのみなさんのお着物姿。それはそれはなかなか素敵な着物の方ばかりです。お蕎麦席は、大原女の皆さんがお給仕をしてくださいますが、いつもお見かけする方をみるとホッとします。京都は寒かったので、温かいお蕎麦がおいしかったです。