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Posted by 京つう運営事務局  at 

2012年09月15日

桜谷文庫

台風の影響でしょうか、蒸し暑いですね。

9月いっぱい、京都では「夏の旅」という催しが行われていて、普段非公開の建物が公開知れています。その中で、桜谷文庫に行ってきました。明治大正昭和に京都で活躍した日本画家の木島桜谷の住まい、アトリエが現在桜谷文庫として保存されています。

有形登録文化財指定の建物群で、前から行きたいと思っていました。やっと念願がかないました。北野白梅町から等持院へ少し行った所にある2000坪の敷地に、母屋、洋館、アトリエがあります。この辺りは、竹やぶや畑ばかりだったそうですが、桜谷が住み始めたあと、栖鳳、華楊、麦僊、印象らが住み始め、「衣笠の絵かき村」と言われたそうです。そういえば、叔母たちもそんな事を言っていました。

さて、見学は、母屋、台所、洋館そしてスコ離れたアトリエ。あいくにアトリエは外からだけしか見れませんでした。母屋は簡素な中にも気品のあるしつらえがされていました。二階からは、当時は、北山や比叡、東山が一望できたそうです。台所には、オクドさんや井戸も当時のまま。洋館には、桜谷の作品が飾られていました。次々と見学者が来られていました。  


Posted by 山名騒然  at 16:59Comments(1)くらし

2012年09月15日

私には忘れられない冷麺があります。

小さいころよく父に連れて行ってもらいました。

場所も今でも覚えています。

その店があったのは、河原町六角を下がったあたり。今のバルの少し南。
ロージを入った所でした。ロージの入り口、河原町通には、そのお店の赤くて大きな提灯が掛かっていました。

でも、いつの間にかそのロージもなくなり、店も無くなっていました。

大人になり、子どもが出来、たまたま河原町を歩いていて、ひょいと横を見た時にその店を見つけた時は感激しました。さっそくその店に入って冷麺を注文。たたずまいはすっかり変わってしまいましたが、味は昔のままでした。

その店も十年ぐらいあったのでしょうか。突然店はしまってしまいました。
今ではもう食べられません。

それ以来、ほとんど冷麺は食べなくなりました。

その冷麺は、何の変哲もないガラスの深めの鉢に、カチ割り氷、キンキンに冷えた麺、細切りのチャーシュウとキャベツ。これだけ。よけいな物はいっさい入っていません。が、タレが抜群に美味しかったです。小さいころ、いつまでも意義汚く、食べ終わったあとに残ったタレとカチ割り氷を舐めて父によく怒られました。

店の名前は「太陽軒」
  


Posted by 山名騒然  at 10:04Comments(0)思いのまま