京つう

日記/くらし/一般  |上京区

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2007年07月11日

金曜の東京の夜・・・・

先週の金曜日、東京のコンサートの夜、コンサートにいってきました。
コンサートの中身は二胡とチェロとの共演でした。

皆さんは二胡はご存知ですか?2本の弦の間に馬の尻尾の弓を通し、この弓で弦をこすって弾く、中国の古くからの楽器です。最近日本でもテレビなどで聴かれることが増えてきましたね。

なまで演奏を聴くのは初めてで、始まる前からわくわく。今回共演されたチェロの唐津さんは、5月25日UPした記事の中にあるハープ奏者のお兄さん。何度か演奏を聞かせていただいていますが、とってもすばらしい演奏をいつも聞かせてくださいます。

会場は千駄ヶ谷の津田塾ホール。入り口で、最近唐津さんとご結婚された素敵な奥様にお会いしてご挨拶、そしてチェンバロ奏者のお母様ともご挨拶。どうやらコンサートで唐津さんのお喋りがあるそdすと・・・これはなかなか楽しいコンサートになる予感がしました。

金曜の東京の夜・・・・
そうそう、二胡の演奏を聞かせてくださったのは、マ・シャオフイ(馬暁輝)。マさんはコンサートの中でもお話されましたが、映画「グリーンデスティニー」の音楽でヨヨマと共演された二胡奏者の第一人者です。

素敵なチャイナドレスに身を包んでの登場。二胡の歴史や演奏する音楽の事、尊敬する師への厚い信頼など、心のこもぅったお話を、唐津さんの絶妙な通訳でとってもわかりやすく、お話だけでも十分楽しいものでした。

演奏はどれもすばらしいものでしたが、やはり二胡の為に書かれた音楽には感動しました。クラシックのバッハのような存在の劉天華やマさん自身が作曲した曲はまさに水を得た魚のように、小さな二胡の中から宇宙が紡ぎ出されるような演奏でした。

チェロの独奏もプログラムに含まれていて、大好きなバッハが二曲、そのうち一曲が無伴奏チェロ組曲からのもの。数年前プライベートなコンサートで唐津さんの演奏を聴いた時のことがまざまざとよみがえりました。二胡との合奏ではちょっと押さえ気味の演奏も、独奏では名器ガルネリを思いっきり鳴らして面目躍如と言ったところでした。

もっとチェロも聴いていたとおもったら、10月8日に銀座の王子ホールでリサイタルをされるそうです。
金曜の東京の夜・・・・



Posted by 山名騒然  at 15:12 │Comments(0)

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