2006年08月06日
町家ぐらしをするまで その2
前回は正面のみのご案内しましたが、いよいよ内部の様子をご紹介させていただきます。
この建物、私たちが住む前はお米屋さんでした。

その関係で、入ったところは土間と言うか、土の上に板が敷き詰められていて、小さなカウンターもありました。入り口はアルミサッシに替えられ、その横はベニヤで覆われていました。
土間の奥、網戸があり、なぜか山小屋風と言うのか、飾りで表面が丸い板が壁に縦に打ち付けられていました。

土間の向って右側には精米機の土台がレンガで作られていて、二階にまで突き抜けていました。
それが改築後は・・
この建物、私たちが住む前はお米屋さんでした。
その関係で、入ったところは土間と言うか、土の上に板が敷き詰められていて、小さなカウンターもありました。入り口はアルミサッシに替えられ、その横はベニヤで覆われていました。
土間の向って右側には精米機の土台がレンガで作られていて、二階にまで突き抜けていました。
それが改築後は・・
玄関を入ったところはたたきで、自転車の置き場になってしまっています。京都の町は自転車が便利ですから手放せませんね。
写真は玄関から最初の部屋を見た様子です。この部屋は今回新たに作りました。
部屋の西側に床の間と押入れ、地袋をしつらえました。この部屋は主に仕事に使っています。押入れと地袋の襖紙は唐長の物を使用しています。次の間との間に段差がありますが、この部屋は窮屈さを避けるために、天井高を出来るだけ取りたくて床を低くしています。
地袋の中には今となっては懐かしいレコードが入っています。
昔は大きな土間があったらしいのですが、前に住んでいたひとが改築していて、キッチンになっています。床の間と急な階段だけが町家の名残をとどめています。
我が家は三軒長屋です。なにせ、ニ世帯プラス弟という7人家族での生活。いろいろ工夫しないと・・ということでいろいろと改装しました。これからおいおいご紹介させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。