2008年05月22日
並河靖之七宝記念館で・・
三条白川を北へ少し入ったところに、「並河靖之七宝記念館」と言うのがあります。
観世会館へ地下鉄で行くときに通る路地のすぐ近くにあり、以前から気になっていました。
開館5周年の記念のコンサートの知人からご招待いただき出かけてきました。
まず向かいにあるお宅で、武者小路千家によるお茶のお接待。このお宅、並河さんの借家を外人さんが京都に来られたときに泊まられる所として借りておられるのを、今回特に借りて(なんか回りくどいですね・・)使われたそうです。
大振り風炉はこの時期と秋ならではだそうです。棚の説明もお聞きしましたが、失念してしまいました。
お菓子は、「グリーグ」という名だそうです。北欧ノルウェーの作曲家で「ペール・ギュント」など叙情的な作品で人気があります。今日のコンサートにちなんだものだそうです。
お茶の後は、記念館のお座敷でコンサート。巴里庭茶論コンサートと銘打たれていますが、京都で巴里・・?
そのいわれは・・パリ万博の栄誉にちなんで作られた邸宅、庭園から来ているそうです。
コンサートはオーボエ、ファゴット、クラリネットの木管のトリオ。楽しい演奏会でした。
最後に、とっても素敵な照明器具。