今日は京都国立博物館へ狩野永徳展に行ってきました。
「あれ・・今日は月曜日で休館日では・・?」
そう、今日は休館日です。が、「清風会」という博物館を支援する団体の会員向けの講演と鑑賞会が開かれましたので入ることが出来ました。
さすがに人気のある催しだけに、講演会の会場も立ち見が出るぐらい、200人は超えていたと思います。永徳の絵と確実に確定している作品は案外少ないらしいそうですが、上杉本の洛中洛外図屏風や今回新たに見つかった遊楽図屏風など、どれも細密に描かれていて、見ていて飽きませんでした。
ところで、永徳は48歳という若さで亡くなったそうですが、あまりの忙しさに過労死ではなかったか、そんな解説を聞いてから改めて絵を見てみると、最盛期の作品と最後の方の索引とはずいぶん見た印象が違っているように見えました。
人気の展覧会だけに入場もずいぶん待たないと行けないそうです。いかれるなら早めにいかれる事をお勧めします。