「京都の町家で勧進平家」
日時:7月1日(日)15時〜16時半(若干延長あり)受付14時半〜。
会場:秦家住宅(下京区油小路仏光寺下ル太子山町)
会費:2500円程度(参加人数で変動します/当日承ります)
句組:「橋合戦」「海道下」
解説と語り:前田流平家詞曲相伝 鈴木まどか
その他:お茶つき冷房無し。先着20名様程度。要予約。
予算について:
会場費3万円、
東日本大震災義援金(文化財保護・芸術研究助成財団を予定)1万〜1万2千円、
雑費(茶菓代や琵琶の絃代など)8千円程度。
これを参加人数で割ります。
勧進平家について:
寺社の寄進を集めるために中世から平家琵琶の相伝者に許されていたチャリティー興行。
今回は東日本大震災の復興支援の義援金を募る催しと致します。
句組について:
「橋合戦」謀反を起こした以仁王と源頼政が待機する宇治橋に、平家軍が押し寄せます。
祇園祭の浄妙山でも有名な僧兵・浄妙坊の活躍と、宇治川を馬筏で渡す足利忠綱の活躍を語ります。
「海道下」一の谷で生捕となった平重衡は、鎌倉の源頼朝の詮議を受けるため東海道を下ります。
蝉丸が登場する逢坂の関の場面と、池田宿で和歌の名手・熊野(ゆや)と出会う場面を語ります。
平家琵琶に関する概説、句組のあらすじと聴きどころを解説した後、平曲を語ります。
平曲は、そもそも数人〜20人程度で、空間を共有しながら、耳で読む文学として継承されて来ました。
先人たちが味わったであろう方法を疑似体験しながら、ひとときを過ごしませんか。