京つう

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Posted by 京つう運営事務局  at 

2013年01月09日

更新がなかなかできていませんが・・・。

今頃になってしまいましたが、新年、明けましておめでとうございます。

最近こちらのブログの更新がおろそかになっています。

もしよかったらフェイスブックページの方もご覧ください。

http://www.facebook.com/matuyabiz  


Posted by 山名騒然  at 19:29Comments(1)

2012年11月22日

MIHO MUSEUM

MIHO MUSEUMで行わている展覧会に昨日行ってきました。
縄文時代の土偶を集めた特別展です。

教科書や本でしか見たことのない土偶。ちっさくてカワイイのから大きいものまで多種多様で、その迫力は実物ならでは。

MIHO MUSEUMの特別展はいつも興味をそそられるものが多いですが、今回もとっても良かったです。

おまけに、本館に行くのに乗った電動車の運転手さんが「地下にもぜひ行ってみて下さい」と言われたので、素直に地下に行ってみました。とっても面白いオブジェが置いてありました。
これから行かれる方もあるので、詳しくは言いませんが、ぜひ地下の電動車の乗り場まで行ってみて下さい。  


Posted by 山名騒然  at 13:58Comments(0)くらし

2012年10月12日

無くてはならない本

私たちにとって無くてはならない本があります。
「平安紋鑑」と言う本で、約3000種類の紋が載っています。

中には、へーーと思うような紋もありますし、最近は家紋にこだわらずに、好きな紋をつける方もあります。

でも、家紋の付いた着物を着ると、先祖が繋いてくれたこそあるこの命に感慨深いものがあります。  


Posted by 山名騒然  at 22:45Comments(0)きもの

2012年10月09日

北野天満宮 松向軒 月釜

 天正15年に京都北野 天満宮境内において豊臣秀吉が大茶会を開きました。
それより400年あまり。細川三斎(細川忠興)ゆかりの松向軒では、毎月お茶会が行われています。
 10月の月釜に、孫がお運びのお手伝いをさせて頂くことになりました。
おめだるいとは存じますが、どうぞお越し下さい。

日時 10月28日(日曜日) 9時から15時
                 (14時半までにお越しください)
会費 800円

場所 北野天満宮 松向軒  


Posted by 山名騒然  at 16:31Comments(0)催し案内

2012年09月24日

松本・・織元ツアー

早春に織元へ出掛けたのですが、下書きのままアップするのを忘れていました。

数年前に、松本の織元をたずねる計画をしたのですが、いろいろあって中止にしました。
それ以来心残りでしたが、やっと行くことができました。

初日はいいお天気でしたが、黄砂なのか、花粉なのか、風が黄色く染まっていました。

何度か松本には行ったことがありますが、松本城ははじめて。五層の天守にも登って来ました。

そうそう、お城に行く前に腹ごしらえに、三河屋の馬刺しとさくら鍋を頂きました。相変わらず美味しいですね。お城の後は、蔵造り通や人形屋さんのいっぱいある当たりを散策。松本家具のお店はさすがに素晴らしいですね。

さて、今夜のお宿は扉温泉の明神館。地元の方からお話を聞いてから30年ぶりに来ることが出来ました。お料理はお野菜がとても美味しく、量も多すぎず、体にとってもいい感じでした。朝食も、さる神戸の◯◯ホテルの世界一の朝食おも凌ぐ内容でした。

二日目は昨日とうってかわって、朝から雨、それがいつの間にやら雪に変わっていました。さて今回の旅のメインの織物工房の見学へ。

上田へ向かう国道から脇道へ・・さらに山深い集落の一軒がその工房です。こちらでは染めの材料をすべて裏山から採取されているそうです。ちょうど染場には、山栗と山漆が染まっていました。織場の見学が終わった頃には、朝から降っていた雪もやみ、ふと見るとまわりの山には、墨絵のような景色が。こういった自然もいい織物を織るためには必要なんんでしょう。

信州、長野のお宅におじゃまするのは久しぶりですが、やはりお菓子やお漬物とお茶でのもてなしは昔のままでした。所望したお葉漬けも美味かったです。

また寄せていただく事を約束して帰路につきました。  


Posted by 山名騒然  at 09:01Comments(0)きもの

2012年09月15日

桜谷文庫

台風の影響でしょうか、蒸し暑いですね。

9月いっぱい、京都では「夏の旅」という催しが行われていて、普段非公開の建物が公開知れています。その中で、桜谷文庫に行ってきました。明治大正昭和に京都で活躍した日本画家の木島桜谷の住まい、アトリエが現在桜谷文庫として保存されています。

有形登録文化財指定の建物群で、前から行きたいと思っていました。やっと念願がかないました。北野白梅町から等持院へ少し行った所にある2000坪の敷地に、母屋、洋館、アトリエがあります。この辺りは、竹やぶや畑ばかりだったそうですが、桜谷が住み始めたあと、栖鳳、華楊、麦僊、印象らが住み始め、「衣笠の絵かき村」と言われたそうです。そういえば、叔母たちもそんな事を言っていました。

さて、見学は、母屋、台所、洋館そしてスコ離れたアトリエ。あいくにアトリエは外からだけしか見れませんでした。母屋は簡素な中にも気品のあるしつらえがされていました。二階からは、当時は、北山や比叡、東山が一望できたそうです。台所には、オクドさんや井戸も当時のまま。洋館には、桜谷の作品が飾られていました。次々と見学者が来られていました。  


Posted by 山名騒然  at 16:59Comments(1)くらし

2012年09月15日

私には忘れられない冷麺があります。

小さいころよく父に連れて行ってもらいました。

場所も今でも覚えています。

その店があったのは、河原町六角を下がったあたり。今のバルの少し南。
ロージを入った所でした。ロージの入り口、河原町通には、そのお店の赤くて大きな提灯が掛かっていました。

でも、いつの間にかそのロージもなくなり、店も無くなっていました。

大人になり、子どもが出来、たまたま河原町を歩いていて、ひょいと横を見た時にその店を見つけた時は感激しました。さっそくその店に入って冷麺を注文。たたずまいはすっかり変わってしまいましたが、味は昔のままでした。

その店も十年ぐらいあったのでしょうか。突然店はしまってしまいました。
今ではもう食べられません。

それ以来、ほとんど冷麺は食べなくなりました。

その冷麺は、何の変哲もないガラスの深めの鉢に、カチ割り氷、キンキンに冷えた麺、細切りのチャーシュウとキャベツ。これだけ。よけいな物はいっさい入っていません。が、タレが抜群に美味しかったです。小さいころ、いつまでも意義汚く、食べ終わったあとに残ったタレとカチ割り氷を舐めて父によく怒られました。

店の名前は「太陽軒」
  


Posted by 山名騒然  at 10:04Comments(0)思いのまま

2012年09月11日

かわいい足袋

子どもたちが小さい頃にはいていた足袋。一番小さいのは13CM。
今では、もうこのサイズでコハゼ付きを探すのは大変で、いや無いかもしれませんね。

七五三にお正月、お仕舞のお稽古と、よく履きました。  


Posted by 山名騒然  at 17:10Comments(0)くらし

2012年09月10日

松花の会

昨日のお能の会

まずはじめに、井上裕久先生のご挨拶と曲の解説で始まりました。

今回はちょっと珍しく、狂言からはじまりました。

また、この狂言「独り松茸」も非常にめずらしく、私も初めて見る狂言でした。
舞台には、前の通り独りしか出ません。普通こういった時後見が出るものですが、それもいません。まさに一人。この曲は廃曲になっていたのの、今は亡き茂山千之丞氏が復曲されたものだそうです。今回は、その孫にあたる童司さんが演じられました。松茸がたくさん取れると聞いた者が、一人で山へ松茸狩りに出掛け、山で散々な目に会うという内容で、演者の実力が試されます。まだ若い童司さん、なかなかの物でした。さらに円熟された時にもぜひ見たいものです。

狂言ですっかり秋の風情になったところで、今日の一番の演目である「定家」です。約2時間の大曲です。式子内親王と定家との恋の物語をベースに、ありし日を追憶して舞い、僧の回向で一旦は成仏しかけるのですが、定家の思いの象徴である定家葛にふたたび巻きつかれて行くという・・・・。複雑な女性心理を表している名曲です。

今日も、地謡とシテ謡がいい具合に絡み合い、普段ついウトウトとしがちですが、そういう事もなく、いい具合に集中して見られました。
終わって、シテが橋掛りから幕まで歩く間も、誰一人拍手する人も無く。最後まで、舞台見所との緊張感が途切れずにいたのは、シテの力量による所が大きかったと思います。

休憩の後は、ご子息の「乱(猩々)」二十歳過ぎの若者らしい、ハツラツとした舞でした。舞台の上には瀋陽の江の上を楽しげに、軽やかに舞う猩々の姿がまざまざと見えました。清々しい気分になって帰路に着くことができました。  


Posted by 山名騒然  at 21:57Comments(0)くらし

2012年06月05日

--京都の町家で勧進平家--

「京都の町家で勧進平家」

日時:7月1日(日)15時〜16時半(若干延長あり)受付14時半〜。
会場:秦家住宅(下京区油小路仏光寺下ル太子山町)
会費:2500円程度(参加人数で変動します/当日承ります)
句組:「橋合戦」「海道下」
解説と語り:前田流平家詞曲相伝 鈴木まどか

その他:お茶つき冷房無し。先着20名様程度。要予約。

予算について:
会場費3万円、
東日本大震災義援金(文化財保護・芸術研究助成財団を予定)1万〜1万2千円、
雑費(茶菓代や琵琶の絃代など)8千円程度。
これを参加人数で割ります。

勧進平家について:
寺社の寄進を集めるために中世から平家琵琶の相伝者に許されていたチャリティー興行。
今回は東日本大震災の復興支援の義援金を募る催しと致します。

句組について:
「橋合戦」謀反を起こした以仁王と源頼政が待機する宇治橋に、平家軍が押し寄せます。
祇園祭の浄妙山でも有名な僧兵・浄妙坊の活躍と、宇治川を馬筏で渡す足利忠綱の活躍を語ります。
「海道下」一の谷で生捕となった平重衡は、鎌倉の源頼朝の詮議を受けるため東海道を下ります。
蝉丸が登場する逢坂の関の場面と、池田宿で和歌の名手・熊野(ゆや)と出会う場面を語ります。

平家琵琶に関する概説、句組のあらすじと聴きどころを解説した後、平曲を語ります。
平曲は、そもそも数人〜20人程度で、空間を共有しながら、耳で読む文学として継承されて来ました。
先人たちが味わったであろう方法を疑似体験しながら、ひとときを過ごしませんか。  


Posted by 山名騒然  at 14:02Comments(0)催し案内

2012年06月05日

思い出の着物

四~五十年まえに買われたお着物。

長年のうちにt、胸の所が汗で大きく変色してしまいました。それ以外の所も汚れやカビなどで変色してしまっていました。

それで、地の部分にボカシで色を掛けてみました。

ほぼ汗ジミもかなり目立たなくなりました。

お祖母様が、お父様に買ってもらわれた思い出の着物を今度はお孫さんが着られます。
着物っていいなーーー!  


Posted by 山名騒然  at 13:15Comments(0)きもの

2012年06月04日

夏の衿

夏の衿

絽(三本、7本)、絽楊柳、風通、麻

素材も、織もいろいろ楽しめます。  


Posted by 山名騒然  at 14:47Comments(0)きもの

2012年06月01日

高台寺遺芳庵

けさはやく、高台寺遺芳庵の特別茶会に行ってきました。

まだ拝観が始まる前の静かなお寺に、特別に入らせて頂き、普段見学も出来ない遺芳庵に入れていただき、しかも一服頂ける機会は、またとない貴重な体験でした。

お天気も良く、風も爽やかで、二畳あまりのお茶室に、客は三名のみ、それでも狭苦しく感じないのは、吉野太夫好みの大きな丸窓のせいでしょうか。

その後、お庭を拝見した後に入った喫茶店では、圓徳院のご住職がいらっしゃって、いろいろお話をさせていただきましたが。これもいい思い出となりました。  


Posted by 山名騒然  at 16:04Comments(0)お茶のお稽古日誌

2012年05月31日

さる有名な帯屋さんの蔵から出てきた帯。数年前に試しで織ったもので、それこそ世界に一本だけ。

コストが合わなくて、続けて織られなかったそうです。

お太鼓は、更紗模様。

全体に菱の地模様もあります。  


Posted by 山名騒然  at 17:42Comments(0)きもの

2012年04月09日

夏着物


絽の着物です。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、地色は焦げ茶色です。

友禅と摺り箔で色紙を表現していました。  


Posted by 山名騒然  at 16:39Comments(0)きもの

2012年04月01日

蓄音機

以前に一度伺ったことがある、修学院離宮近くのお宅が、ギャラリーを始められたので出掛けてきました。

そこで見つけてしまいました。

蓄音機

前にはありませんでした・・・・

しかも2台も・・・・

マホガニーの細工も鮮やか・・・

一台は世界でも数台しか残っていないとか・・・

子供の頃は、ポータブルでしたが、母の実家にまだありました

今回は少しだけ聞かせて頂きましたが、生々しい音に鳥肌がたちました・・・

いつか、じっくり聞かせて頂けるでしょう・・・・

期待を胸に、帰りました・・・  


Posted by 山名騒然  at 22:23Comments(0)思いのまま

2012年03月25日

お茶席とお能

今日は朝から、北野天満宮の松向軒のお茶会と観世会館に行ってきました。寒かったですが、幸い途中の雨には合わずに済んでよかったです。

北野さんは今日は縁日で、参道もすごい人。それをかき分けてお茶席へ。

はじめ待合では、一席目が始まった時で、一人しか居なくて心細かったですが、ご年配のご夫婦が、それに続いてもう一組ご夫婦連れが来られてました。どちらもご旅行中で、熊本と栃木から来られたそうで。お茶席を見つけて入って来られました。私たちのお席は、その二組と私ともうお一人。熊本の方は、細川家ゆかりのお茶席という立て札の案内を見て来れれたそうです。席中でもそんなお話で盛り上がった、まさに、一期一会、一座建立でした。

その後、観世会館へ・・・。

今日の観世会館は、観世定期能でして、二番目に私の先生の井上裕久氏が「小塩」のシテを勤められました。

「小塩」は在原業平を主人公とする能です。初めて見た能でしたが、なかなか風情のある曲でした。

会館に入った時は初番の「田村」の間狂言でしたが、シテも地ももう一つ入り込めませんでした。「小塩」が済んで会館を出ましたが、地面がベッタリと濡れていました。途中で雨が降ったみたいでした。さすが雨男の井上先生、お約束通りですね。(笑)
  


Posted by 山名騒然  at 23:09Comments(0)くらし

2012年03月11日

感動的な白生地

長く着物を見てきて、これまでなんども感動する商品に出会って来ました。

今回もまた久しぶりに感動する商品に出会いました。

普通の無地の着物地ですが、その素材がとても素晴らしい!

明治以降日本の経済を支えてきた製糸業ですが、値段の安い海外製品に押されて衰退してしまいました。白川郷の合掌造の家も、元は養蚕に使われていましたが、いまはすっかり無くなってしまいました。

そんな中、着物業界でも少しづつですが、国産の生糸を使った物作りに取り組む所が出てきました。きっかけになったのは、皇居の中で行われている養蚕で取れる「小石丸」という生糸。高度成長期に経済性を考えて大型の繭を作る蚕が主流になるなか、日本古来の蚕である小石丸が正倉院宝物の復元に使われ、その品質の良さが再認識されるようになったことです。

一説には1000種あると言われる蚕の中から選ばれて「松岡姫」を使った織物。しかも、「座繰り」で取られた糸を使った織物。しかもこの織物は「精好」という昔からある特別な織り方で織られています。

この生地の風合いを言葉にするには、私では役不足ですが・・・。
光沢、触った感触、どれを取ってもこれまでの生地とは全く違います。

着物の奥深さを改めて感じました。
  


Posted by 山名騒然  at 10:56Comments(0)きもの

2012年01月18日

綺麗になりました。

今の家に引越してもうすぐ6年たちます。早いものですね。

改修して一年余りたったころから、表の格子やバッタリなどが、白っぽい粉をふいたようになってしまいました。雑巾でなんども拭いたり、薬品を使ってみたり、カビでは思ってカビ取り剤を使ってみたり・・でも、どうしても綺麗になりません。

昨年末に息子が、木製の家具に塗るために油を買ってきました。買った所方のお話では、家にも塗られと聞き、試しに塗ってみました。息子と一緒にバッタリのある方を試しに塗ってみたのですが、見違えるように綺麗になりました。でも、まえいろいろやった時も一時的に綺麗になっても数日でまた元に戻ってしまったので、しばらく様子を見ましたが、綺麗なままでしたので残りも塗りました。

それから、半月あまりたちましたが、綺麗なままです。昔からのある方法なのかもしれませんが、感激です。  


Posted by 山名騒然  at 09:48Comments(0)くらし

2012年01月14日

手作り干し芋

お正月に北野天満宮へ行った時、参道の屋台に、干し芋のお店がありました。あまりに美味しそうだっあのですが、案外高いので、家で作って見ました。

幸い、高知に行った時に知り合いのお宅で芋掘りをさせてもらったので、その時のサツマイモが残っています。蒸し器でむして、スライス。裁縫箱のナイロンの糸で切ると切り安かったです。

ザルに広げて十日あまり・・・美味しそうに出来てきました。

さっそく火鉢で焼いて食べました。

美味しかったです。  


Posted by 山名騒然  at 21:27Comments(0)くらし