いつも話題にしています苔香居。
ここには五つ釜の立派な「おくどさん」があります。

いつかこれでご飯を炊きたい・・と思っていましたが、念願がかないました。
「京すづめ」さんのご協力で、京左官職の奥田信雄氏が使えるように手を入れてくださいました。

3月9日、晴天で温かい日でした。総勢30名あまり。みなさん懐かしそうに見ておられました。

いよいよおくどさんに火が入ります。私の小さい頃は薪を組んで、そこに火の点いた新聞紙で点火させたものですが、今回は簡便な方法で、空消しにガスで火をつけておくどさんへ。その上から薪を入れていきます。

火というものは不思議なもので、なんとなく心まで温まってきます。
あれこれ言っているまに・・・

おいしい、おいしいご飯が炊けました。

あまりのおいしさに何度もお変わり、釜にこびりついたおこげのまたおいしかったこと。
またチャンスがあればやってみたいですね。