京つう

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2007年10月01日

謡講へ行って

昨日は謡講に行ってきました。
朝から雨がしとしと・・・どうしようかとまよいました。それというのも、東京からのお客様とご一緒だったので、しかも午前中は苔香居へ行く予定も入っていましたので。

それでも思い切って着物で出かけました。雨にぬれた苔香居、名前のとおり緑豊かな苔が雨にしっとりとぬれてとても素敵なお庭。ぐるっと庭をめぐったあと座敷で自慢の着物の拝見させていただきました。そのあと、ご主人手打ちのお蕎麦をご馳走になり、いざ謡講へ・・。

今回は特別に檜書店所蔵の古い謡本や版木の展示が行われていました。普通の謡本に混じって、替え歌集は、戯れ謡集など。

面白かったのは、歌舞伎、文楽で有名な「艶姿女舞衣 酒屋の段」のお園のくどき「今ごろは半七さん・・」のところを謡調に節を付けているのやら、謡いのさまざまなところをつぎはぎにした物が載っていたり。一度謡講で実演してほしいものだと思いました。


 
謡講の方は、昔風に普段より一段と真っ暗で、前にろうそくが二本あるだけ。

最初に替え謡いの披露のあと、面の解説。これがとてもよかったです。ろうそくの光に映し出された能面は、普段より陰影が濃く、表情が豊かに感じられました。能ではさまざまな事が決まっていて替えることは難しいのですが、それでも演者が工夫する余地も残っています。特に能面はいくつかの中から演者の演出意図によって選ぶことが出来ることがあります。その違いのお話はなかなか普段聞くことが出来ないだけに貴重はお話を聞くことが出来ました。

今回は一部と二部両方聞かせてていただきましたが、二部の松虫は特に謡講にぴったりとしてとてもすばらしかったです。

次回は12月22日(土)場所は杉本家。杉本家については土曜日にお伺いしてきたばかりですが、園お話はまた改めてさせていただきます。


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Posted by 山名騒然  at 16:38 │Comments(0)くらし

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